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アーバンベア 新世代の熊

こんにちは!
相変わらず熊による人身被害が各地で増加していますね。
特に、人里に堂々と入ってくる熊が増えています。
本来山奥で育ち、人間社会とは棲み分けてテリトリーを守っていた熊も、生後から人里の近くで生活しているため、本来なら怖がっていた機械音にも慣れてしまい、熊は人里もテリトリーと思いこみ、不用意に市街地や住宅街に入ってしまうのだそうです。

そんな、人を恐れない“新世代ベア”は「アーバンベア」と呼ばれています。

人や建物を見慣れて育ったクマにとっては、自然の木と畑の果樹を区別できません。
 エサ不足によって平野部へと生活範囲を広げている熊ですが、その背景にはメガソーラーパネルの乱立による「人災」も背景要因にあるようです。

かの行政機関では、熊対策に追われ通常業務を圧迫されて四苦八苦していて、由一の頼みである少ない猟友会メンバーも、毎日熊の駆除に翻弄され続けていますが、捕獲するたびに市役所への苦情電話がひっきりなしにかかって来るそうです。
いわゆる「熊が山を守っている神様だ。」と信じている面々です。

行動域を広げざるを得なくなったクマ。
そして人への警戒心が薄れている新世代ベアの存在。
カキの木の伐採や、やぶの除去など寄せ付けない環境づくりが急務となっています。
平野部にもクマがいるものとして、意識を変えて生活する必要がありますね。

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