摂津いの

大阪市の東部地区の伝統芸能やら歴史やらを中心に、自分の学んだことをお伝えする予定です。…

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大阪市の東部地区の伝統芸能やら歴史やらを中心に、自分の学んだことをお伝えする予定です。また、自分が体験をしたことで伝えたいこと、大好きな本たちなども紹介出来たら、と気ままになりつつあるアカウントです。書店員に転職したので、もしかしたら関連のことも書くかと。、

マガジン

  • エッセイかもしれない話

    本のイベント以外で書いたエッセイもどきたちのまとめ、社会問題とかを個人の経験ベースで語ったり、自分のことについて書いたことがメインの予定

  • 本のイベントに関するエッセイ集

    これまで書いてきた本のイベント関連の話や本にまつわるお話をまとめたもの とりあえず、自分が本と研究のために、なんか楽しんでなんか頑張ってた諸記録です。

  • 榎並猿楽関連

    現在、大阪市城東区と鶴見区の一部及び旭区となっている地域はかつて榎並荘という荘園でした。 そこにおおよそ鎌倉時代末期から室町時代を最盛期とする猿楽座、榎並猿楽が存在しました。 その榎並猿楽に関連する記事を書いたものをまとめました。 更新頻度は、私が調べたことやかつて卒業論文で見落としていた視点などを追加していくので、ゆっくりとした頻度になるかと。 世阿弥以外に活躍していた猿楽座や能楽師などに興味のある方、室町時代が好きな方などぜひご覧下さい。

最近の記事

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自己紹介@2024バージョン

名前 摂津いの SNSアカウント X(旧Twitter)@settsuino08 Blue Sky @settsuino08.bsky.social 趣味、好きなこと 読書、本のイベント参加、サイン本集め 今の仕事、今取り組んでいること 4月から書店員、エブリスタを中心に小説投稿 役所と伝統芸能推進の講座企画のボランティアなど どんなnoteを書いているか・書きたいか 参加した本のイベントや自分が調べている歴史研究(主に室町時代を中心に大阪市の東部や摂津国に

    • 大阪の「ヒガシ」の歴史をさぐる⑥

      皆様、こんにちは。 突然新居が決まってのんびり引越しの準備をしたり、色々な地方文学賞にチャレンジしてみようとした結果サボっておりました。 今回のテーマは、最後になるのに·····。 次は難波宮と万葉集の予定です。 早速今回の内容に行きましょう! 砲兵工廠の建設と生産大阪砲兵工廠(以下、「砲兵工廠」)は陸軍省直轄の兵器製造工場であり、所在地は大阪城天守閣を囲む大阪城公園一帯とその周辺でした。 天守閣周辺には補給機関が隣接し、堀の外側に造兵機関が建設。 砲兵工廠は天守閣から見

      • 文学フリマ大阪12に出店しました

        皆様、こんばんは。 少し遅くなりましたが9月8日(日)、大阪は天満橋OMMビルにて開催された文学フリマ大阪12に参加してきました! その時の記憶にある限りのレポートを書いていきます。 この日は12時~17時までの開催でした。 昨年は万城目学さんのメトレンジャーが読みたくて初参加した文学フリマ·····まさか、1年後に自分の本を引っ提げて出店側になるとは思わず、思えば遠くへ来たもんだ、気分です。 出店者は約1時間早く会場に入り、設営準備。 私の左右お隣様はグループで参加

        • 大阪の「ヒガシ」の歴史をさぐる⑤

          皆さん、こんばんは! 早速5回目に入りましょう。 1.徳川大坂城の築城と武家地①豊臣大坂城三ノ丸その後 慶長20年(1615)大坂の陣後、城下の復興のため三ノ丸が開放される。 元和5年(1619)9月、「算用場」の近隣で屋敷割りが行われる。 ✱玉造地域では町割り、屋敷割りが実施 ②徳川大坂城築城を支える地 加賀前田家の石置場 安井家が大坂復興の責任者松平下総守忠明より玉造・塩硝場43,000余坪を与えられ、元和6年(1620)の大坂城普請時に前田利常より「加州之石」

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        • エッセイかもしれない話
          16本
          ¥500
        • 本のイベントに関するエッセイ集
          10本
        • 榎並猿楽関連
          8本
          ¥100

        記事

          山中能舞台の衣装虫干しを見学した話

          皆様、こんにちは。 今回はいつもと違いボランティアで活動している伝統芸能推進の縁から、大阪市阿倍野区にある山中能舞台へとお邪魔したお話になります。 写真掲載はNGとのことなので、記憶の限り書いていこうと思います。 さて、はじまりはメンバーの方からお誘いの連絡がありました。 私がリーダーをする前の方がこんな連絡があったので、行きませんか?ということで日程が合う数人のメンバーで山中能舞台へと向かうことに。 近所の方と駅で待ち合わせをしていたのですが、連絡が取れず他の方と集

          山中能舞台の衣装虫干しを見学した話

          文学フリマ大阪12に参加するぞ(告知だよ)

          皆様、こんばんは。 来る2024年9月8日、大阪は天満橋OMMビルにて文学フリマ大阪12が開催されます。 そこに今回抽選申し込みが当選したので参加してきます! 添付しているPDFは、当日のお品書きです。 今回は新刊1冊持っていきます。 一応、表紙のデザイン風なしおりもつく予定ですがなにぶん印刷所さんに直接会場によろしくお願いします!って依頼したので自分の分の本しか見ていないのです。 なので、当日のSNSもお楽しみに(?)。 ブースはおー32となります。 一人で参加してい

          文学フリマ大阪12に参加するぞ(告知だよ)

          なにげに文士劇の突発サイン会に参加した話

          皆様、こんばんは。 もうすぐ開催される文学フリマ大阪の出店準備していたら、思いっきりX(旧Twitter)のパスワード忘れててアカウントをロックされちゃったというマヌケなことになったので、記事を書こうと思います。 アカウント戻ったらnoteにも宣伝させていただこうと思います。 それはさておき、早速前回チラリと語った『なにげに文士劇』の突発サイン会について紹介したいと思います。 『なにげに文士劇』とは……そもそも、文士というのは、作家さんを指します。つまり、作家が舞台に立

          なにげに文士劇の突発サイン会に参加した話

          今年も参加しました!『関西出版社合同フェア』

          皆様、こんばんは! 今回は、紀伊國屋書店梅田本店で行われていた『関西出版社合同フェア』について、レポートいたします。 実はこのフェアに参加(?)するのは、今年で2度目。昨年のフェアがこのnoteで歴史系記事を書くきっかけとなったのでもう約1年か·····と思ったものです。 それでは早速簡単にではありますが、ご紹介します。 紀伊國屋書店梅田本店では、イベントスペースなるものがあり、時には鉱石を販売していたり、またある時には特定のテーマの本を販売していたりなど様々なことが行

          今年も参加しました!『関西出版社合同フェア』

          7月28日瀬尾まいこ先生に会った話

          皆様、こんばんは。 とうとう水嶋書房くずは駅店さんで行なわれたイベントレポの最後になりました。 7月28日(日)、今日で私が来るのは最後か·····と少し感慨深く思いながら樟葉駅に降り立ちました。 今回は、先週の高田郁先生の会場と同じだと分かっていたので、時間になったらスタスタと向かいました。 ただし、今回は本当に最後だと思ったので夫もくずはモールまでは引き連れてでした。 会場に着くと何か置かれていて、これはPOPコンテストの発表用?とか考えながら席に座って始まるのを待ち

          7月28日瀬尾まいこ先生に会った話

          7月21日高田郁先生のトーク&サイン会に参加しました

          皆さん、こんばんは。 歴史系記事を挟んで水嶋書房くずは駅店さんのイベントレポ残り2つ書いていきます! というわけで早速、今村翔吾先生のイベントの翌日7月21日(日)に行なわれたみをつくし料理帖やあきない世傳 金と銀シリーズを書かれた高田郁先生のイベントに参加しました! 本当は実家が近いので一泊して参加出来たら良かったのかなぁ。と思っていましたが、土曜日仕事だったのでこの日も我が家から出発しました。 お京阪に乗って一路樟葉へ。 今日は同じ場所の違う会場だったので、最初階段

          7月21日高田郁先生のトーク&サイン会に参加しました

          7月20日今村翔吾先生のイベントに参加した!

          皆様、こんにちは。 水嶋書房くずは駅店であったイベントレポも後半に差しかかりました。 8月までに終わるといいな、って自分に言いつつ本編どうぞ! 7月20日土曜。 今回は歴史小説、時代小説作家であり、大阪と佐賀、東京の書店の社長でもある今村翔吾先生のトークとサイン会に参加しました。 トーク会場はくずは駅の3階にあるカルチャーセンターさんの一室をお借りしていました。 サイン会は、サイン会のみ参加の人もいたり、場所の問題もあるのでしょう。1階の水嶋書房さんの店舗で行われました

          7月20日今村翔吾先生のイベントに参加した!

          大阪の「ヒガシ」の歴史をさぐる④

          皆様、こんにちは。 本のイベントレポ等々で長く間が開きました。 あと、3~4回(割とあるな)お付き合いいただけると幸いです。 それでは、早速参りましょう。 大坂城惣構東南部の姿 1.豊臣期大坂城の南東部一体の景観 城郭と城下町が惣構と呼ばれる城壁で囲われていた。 惣構は北が大川(現・淀川)、東は猫間川、西が東横堀川、南が空堀までとなる。 惣構内には町人地と武家屋敷が広がっていたが、豊臣期の惣構の内部については判明していない。 今、知られているのは江戸時代の絵図であり

          大阪の「ヒガシ」の歴史をさぐる④

          7月13日望月麻衣先生と町田そのこ先生のトークとサイン会に行きました!

          皆様、こんばんは。 台風がかつてないほど集結したり、地震が来たりと忙しない8月いかがお過ごしでしょうか? 私は、文学フリマ大阪12に出るため必死に(?)原稿をしております。 しかし、忘れてしまったらあかんので7月のイベントについて書こうと思います。 7月13日(土)、大阪府枚方市のくずはにあった(もうあったなんですよ·····)水嶋書房くずは駅店さんのイベントへ行ってきました。 京都寺町三条のホームズや満月珈琲店でお馴染みの望月麻衣先生とこの日のために九州から駆けつけ

          7月13日望月麻衣先生と町田そのこ先生のトークとサイン会に行きました!

          7月6日寺地はるな先生のサイン会に行ったよ

          皆様、こんばんは。 昨日、水嶋書房くずは駅店さんが閉店のショックを若干引き摺りつつ、いや、まだ皆様にあのイベントレポ伝えとらん!という気持ちで、文学フリマ大阪の原稿途中なのに、書き出しました。 本当は、初稿くらい終わってから書こうと歴史系記事共々我慢していたのに出来ませんでした! たまに途中でなにげに文士劇の突発サイン会のレポとか諸々挟んだ感じで不定期更新していきます。 というわけで、最初は寺地はるな先生のサイン会です! 7月6日(土)、私は7月中ほとんど土日どちらかを

          7月6日寺地はるな先生のサイン会に行ったよ

          珍しくメイクを語る

          皆さん、こんばんは。 noteのお題に沿って今回は夏のメイクをご紹介。 と言ってもそんなに大層な感じではなく、普段仕事用とプライベート用でちょっとだけ心掛けてることとかを書いていきます。 前職の時、通信制大学の卒業式に参列する際。 あ、自分メイクきちんとしたの出来ないわ。と思い、化粧品検定なる試験を受けたり、色々なビューティアドバイザーさんに話を聞いたりして自分の肌質にあったものとか、財布に見合うものを探しました。 と言うわけで、仕事の時はカラーコントロール下地を塗り、リ

          珍しくメイクを語る

          2024年夏のやりたいこと

          皆様、こんばんは。 今回もまたnoteのお題に沿って回答していきます。 今回はこの夏やりたいこと、ということでいくつか考えてみました。 まず、やりたいしできそうなこと。 次に、色々制約あって難しそうだけどやりたいこと。 の順に書いていこうと思います。 やりたいしできそうな内容。 ①積読を減らす ②文学フリマ大阪に出るための原稿完成 ③一人でのんびりダラダラを数日したい(引きこもりたい) ④疲れているメンタルをたてなおす ⑤Web掲載している長編を一つは完成させる 色々制

          2024年夏のやりたいこと