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正しいか、正しくないか、なんて…何の役にも立ちゃしない

若い頃は、私も「正しいか」「正しくないか」とか、「○○であるべき」とかに、けっこうこだわっていた。正確に言えば、それで物事が解決したり、相手を納得させることができると思っていた。

でも、半世紀も生きれば、そんなの何の意味もないと気づく。
昔のドラマで「事件は現場で起きてるんだ!」というセリフがあったが、人生の『現場』では、そんなもの…役に立ちゃしないのだ。

人をいじめるとか、勤務時間をちょろまかして不正に給料をもらうとか、親しくもない他人の物を勝手に触るとか…私にとっては良くないことでも、そういう概念がない人が、この世にはいる。

また、上司はこうあるべきだとか、この職業はこういう人が就くべきだとか…そういう『べき』も、何の役にも立たない。だって、実際はそうじゃないことの方が多いし、できない人に求めても『できない』のだから。

それでもかつての私のように、『正しい』や『べき』を執拗に求める人もいる。最近はむしろ、そういう人に疲れてしまう。
今日もちょっと、それで疲れた…

そんなの何の役にも立ちゃしないんだから、自分のできることしようよ。


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