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スマホアプリで作業現場を効率化③

こんにちは!
僕は建築現場で働く作業員です。
おもにマンションの大規模修繕工事における防水工事をしています。
今回は、スマホで入力できるようにする方法を紹介します。
ノーコードアプリGlideは、スプレッドシートからボタン一つでアプリをつくっちゃう便利なアプリです。
まず「Glide」にログインするところからはじめます。

ちなみに前回は、スプレッドシートにシートを作成する方法についてお話ししました。

また動画でも解説しています



はじめてのGlide

まずは「Glide」にログインする必要があります。途中でいろいろ質問されますが、気軽に入力していきましょう。

  1. インターネットで(https://www.glideapps.com/)と入力し右上の「Sign up」をクリックします。

2.Googleアカウントでサインインするか、メールアドレスとパスワードでサインインするかを選びます。ここでは「Sign up with Google」をクリックします。

3.Googleアカウントにログインするためのウィンドウが表示されるので、自身のアカウントを選択・入力してログインしましょう。

4.その後表示されるウィンドウにしたがって、アクセスのリクエストへの「許可」をクリックします。

5.その後色々質問されますが、ただのアンケートです。深く考えずに入力していきます。

6.チームの名前、Glideを知ったきっかけを入力、(メールを受け取る、プライバシーポリシーに同意する)チェックボックスにチェック、「Let’s Glide」をクリックします。

7.すべての質問に答えると次のような画面になります。アプリ名を入力し、「Mobile」「Continue」をクリックします。

8.ここで一度閉じて開きなおすとこの画面になりました。新しいアプリを作るときは「New app」をクリックします。

アプリの作成

1.先ほどと同様、アプリ名を入力し、「Mobile」「Continue」をクリックします。

2.「Google Sheets」を選択し、右下の「Continue」をクリックします。

3.「練習用DKY」を選択し、左下の「Select」をクリックします。

4.しばらくするとアプリが完成します。スプレッドシートを選んでボタンを押すだけで勝手にアプリを作っちゃうなんてすごいですよね。
あれ?でもよく見るとなんかおかしいですね。そうなんです。「簡単」「早い」「安い」と至れり尽くせりのGlideですが、実はひとつだけ大きな欠点があるんです。
それは、人の気持ちがわからないということです。
そこでGlideが勝手にした設定を全部消していきます。

5.左上の「DKY用紙」「DKYの内容」「Users」を消します。マウスを合わせて右クリックし、表示された「Delete」を左クリックします。

6.左上の「+」をクリックして、「Custom screen」(カスタムスクリーン)を選択します。

17.さあ、ここから人間の使いやすいようにカスタムしていきます。まず左側の「+」ボタンをクリックします。

8.すると一覧画面が表示されるので、下にスクロールして「Button」をクリックします。

9.このボタンを押したときのアクションを設定します。現在設定されている右下の「Show notification」をクリックし、その上に表示された「Show notification」をクリックします。表示が変わってしまった時は、左側の「Button」をクリックすると表示されます。

10.続いてに右上の「Navigation」にマウスを合わせます。すると左側に新しい画面が表示されるので、「Show form screen」をクリックします。

11.これでボタンの設定が完了しました。実は真ん中の画面は、実際のスマホと同じ動作をします。試しにクリックしてみましょう。

12.画面は以下のようになりました。さっそく入力してみましょう。

13.入力した内容がスプレッドシートに入っているか確認してみましょう。上の「Data」をクリックします。

14.左下の「練習用DKY」を選択すると、スプレッドシートが立ち上がって内容が確認できます。画面を戻したいときは上にある「Layout」(レイアウト)をクリックするとレイアウト画面に戻ります。

15.「DKYの内容」をクリックすると今入力した内容が2行目に入っていますね!!

アプリの公開

1.それでは実際のスマホで入力できるように設定してみましょう。右上の「Publish」をクリックして、表示された画面の「Publish」をクリックします。

2.すると、アプリの共有方法「QRコード」「リンクをコピー」「メールで招待」が表示されるので、好きな方法を選んでログインします。

次に、Privacy設定について説明します。

Privacy設定

Glideの基本的な機能は無料で使えます。しかし設定によっては課金が必要になります。

  • Private  1ユーザーのみログイン可能

  • Public 誰でもログイン可能

本書では複数人が無料で使うことを前提にしています。したがって「Public」「No sign-in」を選択します。また現在Glideの無料プランでは、スプレッドシートのデータ使用量が500行までとなっています。

  1. それでは実際に設定していきます。まず「Settings」をクリックし「Privacy」を選択します。

2.次に「Public」を選択し最後に「No Sign-In」を選択します。設定が完了したら「Layout」(レイアウト)をクリックしてレイアウト画面に戻ります。

いかがでしたか。アプリって思ったよりも簡単に作れることが実感できたのではないでしょうか。今回も直感的に理解していただくために、専門的な用語の使用は避けました。
あれ?そういえば「DKY用紙」シートは何も変わっていませんね。次はスプレッドシートのすごい機能を使って、「DKY用紙」シートを完成させます。

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