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【GPTs開発】企業情報ストラテジスト

企業情報ストラテジストというGPTsを開発しました。
本記事は、私の開発したGPTsの紹介をします。


1.基本動作(収益分析、財務分析、大株主、従業員数)

・このGPTsは、「gBizINFO」から必要なデータを提供します。
・「gBizINFO」は、経済産業省が運営している法人情報サイトです(法人として登記されている約400万社が対象)。
・APIでデータを取得しているため、ハルシネーションが少なく堅牢性のあるデータを提供することができます(財務情報については、上場企業に限定されます)。
・各動作と企業名・法人名を入力することで、企業間の財務情報を比較できるグラフを作成します。

収益分析:富士通株式会社、日本電気株式会社、株式会社NTTデータグループ
財務分析:トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社、 日産自動車株式会社、スズキ株式会社、株式会社SUBARU、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社
大株主:株式会社ローソン
従業員数:株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行

2.応用動作(個別分析)

・特定の企業の届出・認定情報、補助金交付情報、調達情報、表彰情報などを調べることができます。
・限定した情報でも、可能な範囲で回答します。
・webpilotでwebの情報を取得することができます。

株式会社大林組7010401088742の調達情報の金額と受注日を折れ線グラフにして、とリクエスト
webpilotでweb情報を取得

3.その他

・このGPTsでは、Code Interpreter、Actionsを使用しています。
・Actionsは、法人名から法人番号を特定し、それから必要な情報を取得する流れになっています。このため、あらかじめ法人番号がわかっていれば、一緒に入力した方が、必要な結果が早く出力されることが多いです。
・Actionsは、Google Apps Script(GAS)を使用してリバースプロキシサーバーを構築し、APIキーの漏洩を防ぐ仕組みを構築しています(Actions→GAS→gBizINFO)。
・「gBizINFO」をご覧になりたい方は、次のサイトへアクセスしてください。

※当GPTsが第二回生成AI(GPTs)ハッカソンの金融経済・マーケティング部門にて入賞しました!


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