Omori "TETSU" Yoshinori

出版社やデザイン事務所、フリーと渡り歩き、今やどこぞの会社で宣伝物を。

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マガジン

最近の記事

写真はちょっとズレていたりザラついていたりしても良いのではないか?

先日撮影した写真を整理しながら。 普段は削除してしまう写真に、輝きのようなものを感じたのです。 低い位置から撮りたかったので、ノーファインダーで撮ったわけです。 が、中途半端なところで撮れてしまいました。 曲がっているし、ピントも微妙なハズレ具合。 そして何よりスイスポと思われる自動車が変な所でキレています。 でも、なんでしょうか、ダメな写真の見本みたいなカットですが、これはこれで成立しているように思えて… この写真のタイトルとして相応しくない大きさで飛行機が写って

    • Nikon D600とAi Micro Nikkor 55mm f2.8/Sで家庭菜園を撮る

      先日、久しぶりにNikon D600を持ち出しました。 知り合いが最近始めたという家庭菜園。 見学がてら撮影を。 いきなり良い被写体が落ちていました。 久しぶりに持つ一眼レフは厚い。 そして、重量感。 Ai Micro Nikkor 55mm f2.8/Sはマニュアルレンズです。 適度な重さのあるピントリングを回して合焦。 クリック感のある絞りリングで絞りを調整・・・ですが、ここは開放で。 土なので膝をつくわけにもいかず、反抗期の若者のような姿勢でマニュアルフォーカス

      • Nikon Z 50を持って夕方を歩く

        やっぱり、先日の鷲子山上神社の写真が納得いかなくて、こういう時は撮るしかないかと寄り道を。 何かわからないけど塊感。 不気味というより重厚感。 夕方と言っても19時くらいですから、誰も遊んでいません。 撮りたいのは空なんですけど、ここはぐっとこらえて、敢えて遊具をメインに。 回り込んだ赤い空に山のシルエットというシーンが撮りたいわけですが、ここからではダメかも知れません。方角的に違う場所から撮らないと夕日が入りこまないのではないか?いや時間帯? 目の前に群れをなして飛

        • 鷲子山上神社で撮影について反省する

          鷲子山上神社は、茨城県と栃木県の県境にあり、両県から文化財に指定されているという国内でも珍しい神社。 始まりは807年頃と言われており、歴史ある神社です。 が、観光神社っぽい雰囲気。 こんな感じです。 そして、フクロウの神様を祀っているそうで、それにあやかっているのか至る所にフクロウの石像が・・・ 一抹の不安を抱きつつも目立つ大鳥居をくぐり、先に進みます。 楼門。 1815年築。 大鳥居をくぐると観光神社っぽさは薄まります。 こういうのを期待していたのです。 薄

        写真はちょっとズレていたりザラついていたりしても良いのではないか?

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        • Nikon Z 50
          23本
        • Nikon D600
          2本

        記事

          ちょっと早い紫陽花をNikon Z 50で撮る

          まだまだですが、紫陽花。 結構種類があるみたいです。 咲き誇ったとき、それは見事なんでしょうね。 ちょっと早かったので、寂しい感じですが、まぁこれも風情。 しかし、Nikon Z 50とキットレンズNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRでも十分撮れますね。 全部調整を入れていますが、明瞭度やシャープは上げていません。 下げたのはあるけど・・・ 基本、黒で締めています。 そして、ホワイトバランスは自然光オートを選択。 意外と優秀に感じます。 ほと

          ちょっと早い紫陽花をNikon Z 50で撮る

          久しぶりの好天をNikon Z 50で

          久しぶりにスケジュールと好天が重なったので。 ここのところ天候不良が多かったのもあって、ちょいちょいでも撮影する機会がありませんでした。 茨城県下妻市にある小貝川ふれあい公園。 雲の形が良さそうだったので、山入れたらいいんじゃ?って事でここに。 ということで、ウロウロしながら撮影。 パークゴルフを楽しむ人生の先輩方が沢山で、一部のエリアだけやたら賑わっていました。 場末のイメージだったのですが、そんなことありませんでした。 前来た時は冬だったからでしょうか・・・ で、

          久しぶりの好天をNikon Z 50で

          1ヶ月経った Nikon Z 50

          さて、早いものでNikon Z 50を購入してから1ヶ月が経過しました。 毎日は撮影していませんが、それでも撮影に連れ出すこと18回(日)。 ということで一旦、Nikon Z 50を使い始めてからの感想。 「総じて良い」 です。 Nikon Z 50を選択して間違いなかったかと思います。 「軽く小さく持ちやすい」が条件でしたので、それは十分クリアしています。 ボタン類はまぁまぁ操作しやすい(というかNikonに慣れすぎている)です。 あのタッチパネルだけは苦手ですが

          1ヶ月経った Nikon Z 50

          Nikon Z 50で撮る蜘蛛の巣

          本当はマクロレンズを使用する場面なのですが、Nikon Z 50にNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRで。 ま、これしかZレンズ持っていないとうのが実情。 今こそD600とAi Micro Nikkor 55mm f/2.8 S の出番だろ!となるのだが、散歩の続きですので持ってきていません。 ふわふわの蜘蛛の巣の中に、蜘蛛本体が居ます。 雲海と言ったら流石に言い過ぎですが、なんとなくそういう感じを想像していたとだけ。 気持ち悪いという方も多

          Nikon Z 50で撮る蜘蛛の巣

          散歩がてらNikon Z 50

          待ち合わせまで1時間ほど空いていたので、時間調整も兼ねて。 お寺さんも良いのですが、続くと重いので近所の公園に。 まぁいつもの場所です。 アマプラでアニメ見て待つか迷ったのですが・・・ 決して派手ではなく自然体、それでいてしっかりとした発色。 X100Fみたいに得体のしれない感動が溢れ出すような絵作りではありません。 なんだろう、謎の安定感。 あくまでも主観ですが、良い意味でのNikonっていう感じです。 先日EVFの設定を変えたので、露出インジケーターを参考に撮

          散歩がてらNikon Z 50

          Nikon Z 50で行く逢善寺

          茨城県稲敷市にある逢善寺(ほうぜんじ)。 稲敷市のウェブサイトによると、828年(平安時代・天長3年)に逢善道人が千手観音を本尊として寺院を設立したとあります。 寺社探訪家というわけではないのですが、こうして撮影のテーマにしていると歴史も学べ、一石二鳥です。 まぁあまり学べてはいませんけど・・・ 今回の撮影はEVFに撮影設定を反映しない仕様です。OVF的な感じです。 上の写真は、露出インジケーターに逆らって、もう少し露出下げたほうが石碑の表情がでるだろうと。 そして失敗

          Nikon Z 50で行く逢善寺

          波止場でNikon Z 50

          船に乗る機会があったので波止場を撮影。 カメラに潮被ったら困るので乗っている最中はありません。 さてNikon Z 50、携帯性の高さで出番がかなり多いカメラになりました。 D600はほとんど出番なしです… これは、朝6時半くらいです。 調整を入れていますが、そもそも淡いところは淡く、濃いところは濃く記録されています。 多分、カワウだと思いますが柵の上で朝食について相談している様子があります。遠いですが釣人や、鷺のような鳥も居ます。 奥の橋の向こうは太平洋です。

          波止場でNikon Z 50

          Nikon Z 50で撮る七ツ洞公園・花苑編

          先日公開した↓ の続き。 というかこのシリーズ最終回。 本当は書くつもりがなくて、前回あれで戻ってきた体にしてしまったのです・・・ 茨城県水戸市下国井町にある七ツ洞公園。 前回は水場・ダム側でしたので、花苑側の写真を。 公園というだけあって、The公園もありました。 私が駐めたところと違う駐車場からだとこの公園がすぐです。 子どもたちが戯れていそうな公園にも英国調が取り入れられています。 しかし、この写真、時計の上の空間が狭すぎましたね。 仕方のないことでしょうが

          Nikon Z 50で撮る七ツ洞公園・花苑編

          ファンタジーな世界に旅立った Nikon Z 50

          茨城県水戸市にある七ツ洞公園。 コンセプトはイギリスの自然風景式庭園だそうです。 なんで英国?って感じですが、そのへんはわかりません。 ちなみに7つの横穴式古墳があったから七ツ洞という名称。 開園は1999年。 英国の造園コンサルの設計だそうで、実際に英国から輸入した装飾物が使用されています。 2012年には映画テルマエ・ロマエのロケ地として使用されたそうです。 コスプレイヤーさんの撮影なんかにも。 最近、私が写真撮りまくっているのと、歴史的建造物が云々などと言って

          ファンタジーな世界に旅立った Nikon Z 50

          Nikon Z 50で撮る不動院

          茨城県つくばみらい市にある不動院(正式名称:清安山不動院願成寺・通称:板橋不動尊)。 大同年間(806〜810年)、弘法大師空海によって開山されたという。本尊の木造 不動明王及二童子立像は国指定重要文化財で、なんでも空海作とか。 北関東三十六不動尊霊場第36番札所。 楼門、三重塔、本堂は県指定有形文化財で、いずれも江戸時代に建造されたそう。 実際はそれ以前に建造物があったと思われますが、何らかの理由で無くなって、現存しているのがこの江戸時代に建造されたものなのでしょう。

          Nikon Z 50で撮る不動院

          カラーグレーディングを試してみる

          さて、先日撮影した写真でカラーグレーディングを施してみました。 オレンジジュースとミルクを混ぜながら呟いたような空をイメージしています。 線だらけの金属の切ない感じは、オレンジ色のほうが現れている気がします。終焉的な。 ここはカラーグレーディング後のような感じを撮りたかったわけなのです。 まぁこれはおまけみたいな。 レンズと映像素子が記録した写真を楽しむのであれば、補正やカラーグレーディングは必要ないと思います。 機器の調整が入っているとは言え、それがリアルなわけです

          カラーグレーディングを試してみる

          25mmで挑む Nikon Z 50

          今回の撮影には制限を設けました。 あまり得意ではない24mm(35mm換算で36mm相当)固定で撮る。 ただ、24の位置に合わせていたのですが、データ上は25mmとなっていました。そのため、タイトルが25mmで挑むです。 そして、RAW撮影していますし、折角ですのでAdobe Lightroomで「こういう表現にしたい」を創ってみようかと。 今は田んぼの時期ですので、程よく堰き止められており、水位が上がっています。 ちなみに、冬場は水位が極端に低くなるので、下まで降りら

          25mmで挑む Nikon Z 50