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【No.34】簡単だからできる 第六法則(余裕をつくる)

簡単だからできる

みなさんは、家電やパソコン等の使用説明書を見て操作するのが得意なほうでしょうか。
技術系や理科系の人ならば、説明書を見て操作するのは得意だし、苦痛が少ないと思います。
最近の携帯電話やスマートフォン等は、説明書を見なくても、ある程度、感覚だけで操作できるように作られています。
私の父親は、テレビの録画機の説明書を読んでも操作できませんでした。
説明書は日本語で書かれていますし、中学生程度の知能があれば理解できる内容です。
それでは何故、このようなことがおこるのでしょうか。
私はそれは「ITストレス」によるものだと思っています。
「ITストレス」とは、私の造語ですが、特にIT機器に関して必要以上に難しいと思ってしまうことにより、精神的なストレスにより頭が働かなくなった状態を言います。
小学生時代を思い出してみると、6年生の時は5年生の問題が、5年生の時は4年生の問題がやさしく感じられたのではないでしょうか。
これは、1つ下の学年の問題だと「ナメて」かかれることにより、リラックスできることによるのではないかと思っています。
私も、まったく新しくとりかかるソフトウェアの操作の場合、少々構えてしまいます。
でも、説明書とにらめっこする前に、とにかく自分でできるところまで操作してみると習得は早いです。
この場合、説明書はわからないときのみ辞書を引くように使います。
吉田拓郎の歌の歌詞にもありますが、新たなことに取り掛かるときには、不安を取り去るために、まずは水を一杯飲み干して、気持ちを落ち着けてから行えばいいと思います。
時間に余裕があれば、なおさら気持ちに余裕がもてます。
私が小学5年生の時に、家にピアノがあり、習っていなかったのですが初級のポピュラー曲をどうしても弾けるようになりたかったことがありました。
半年かかってもいい、一年かかってもいいと思い込んで毎日練習していたら、その曲は2週間で弾けるようになりました。
人に仕事を依頼するときも、時と場合によりますが、十分な期限を与えた方が、案外早くやってもらえることがあります。
十分な期限は仕事を依頼された人の心に余裕を作ります。
また、習慣化することも大切なな要素です。
同じことを反復することで、複雑で難しいことも、案外簡単にできるようになります。
習慣化され簡単になったことは、楽に、間違いなく、楽しい気持ちで行うことができます。

それでは、また。

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