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【No.136】自分の役割を演じる 第七法則(道を究める)

自分の役割を演じる

日常生活や仕事、学業の中で人々はそれぞれ自分の役割を演じています。
「演じるている」というのは少々オーバーかもしれませんが、人は自然にふるまっているつもりでも、ある程度それぞれの立場で思考や行動が制限されます。
結婚して父親や母親になると、自分のことばかり考えることは許されず、子供や家族のことを考えて行動するようになります。
「父親らしい人」や「母親らしい人」がいますが、私個人のことを考えると「父親らしい」とは言えないかもしれません。
私は少々幼稚なのかもしれませんが、子供には父親を演じて接するのではなく、ありのままの自分で接してしまいます。
もちろん、子供が間違ったことをしたときには嗜(たしな)めますが、頭ごなしに叱ることはしません。
日常生活がマンネリになり、心のエネルギーが足りなくなったときは、自分が人生ドラマの主人公になったつもりで生活すると、心が元気になったりします。
自分が尊敬する人など、他人になったつもりになることを、以前にも書きましたが私は「アクター効果」と呼んでいます。
例えば、英語やフランス語などの外国語を学ぶとき、自分がその国の人になったつもりになり「アクター効果」を使うと上達が早いことがわかっています。
「アクター効果」を使って、まずは形から入り、徐々にそれを自分に重ね合わせていくと、人はこころが成長できるのかもしれません。

それでは、また。

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