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【No.131】過程を楽しむ 第六法則(余裕をつくる)

過程を楽しむ

私は車の運転が得意な方ではありませんが、いつも安全運転を心がけています。
安全運転といっても、いつものろのろ運転しているわけではありません。
車の流れに逆らわずに運転することも大切なことです。
遠くまでドライブする時には、長い道のりを少々、気が重く感じてしまうことがあります。
そこは、目的地にたどり着くことだけではなく、その道中の「過程を楽しむ」ように考えれば、長い道のりも楽しくドライブできると思います。
私は小学生の頃、歴史の授業が苦手でした。
つまらないとさえ思っていました。
そして、時間が過ぎて、早く授業が終わってくれることばかり考えて、歴史の授業中はいつも時計とにらめっこしていました。
時計を見れば見るほど、時間は余計に長く感じられました。
今考えると、なんともったいない授業の受け方をしていたのだろうと思います。
職場の中に、たまに「早く帰りたい」という人がいます。
確かに仕事は楽しい事よりも、辛い事の方が多いと思います。
でも、その人は仕事をしている時間を、かなり損をした過ごし方をしていると思います。
守りの仕事の仕方ではなく、その日の目標を持って攻めの仕事をした方が、よほど有意義な時間を過ごせると思います。
私の母親は高校生時代に陸上部に所属しており、インターハイに出場しています。
全国大会に出場するような部活の練習の厳しさは、並大抵ではありません。
そんな辛い練習の中で母は「時間が来れば練習は終わる」と自分に言い聞かせて、練習に励んでいたそうです。
でも、それでは練習の中身が空洞になってしまうような気がします。
辛くても、その日の目標を持って練習を分割して確実にこなしていった方が、充実しているように思えます。
長い人生、楽しい事よりも辛いことの方が多いと思います。
そんなときも目的を達成することのみならず「過程を楽しむ」ようにすれば、充実した人生を送れると思います。

それでは、また。

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