見出し画像

【No.65】一流と二流について 第七法則(道を究める)

一流と二流について

一流のバイオリニストと二流(普通)のバイオリニストの練習時間の差をみなさんはご存知でしょうか。
2倍でしょうか。それとも3倍でしょうか。
いいえ、私がある人から聞いたことなのですが、一流と二流の練習時間の差は、わずか20%程度だということです。
あと2割練習時間を増やせば一流になれるのに、二流の人はそこで諦めてしまうというわけです。
でも、実際に20%の時間を増やすことは、大変なことなのかもしれません。
私は実用英語検定2級を取得したときに、それ以上の級を取得することを諦めてしまいました。
理由は2級を取得するための英語の勉強で、英語を勉強することに疲れてしまったからです。
後になって、世間一般に英語の実力を認められるためには、準1級以上が必要だと知り、もっと英語をやり続ければよかったと後悔しました。
「継続は力なり」という言葉があります。
物事を継続するためには、それなりの情熱(熱意)が必要です。
また、その情熱を絶やさないようにしなければなりません。
何か1つのことをやり続け、その道を究めて第一人者になるためには、並大抵の情熱では事足りません。
情熱がもっと強くなれば、それは「執念」になります。
寝食を忘れてそれに没頭できるぐらいの、熱い、熱い思いが必要です。
私は以前に物事を行うときの心と体の出力は80%が良いと書きました。
確かに、勉強も仕事も継続している趣味も、短距離走ではなく長距離走(マラソン)です。
長く走らなければなりません。燃え尽きてしまっては、継続することができません。
でも、過去の出力80%と現在、未来の出力80%はパワーが違うと思います。
人は慣れてくると、出力が上がります。マイペースを守ると言っても、そのマイペースは継続するにつれて、だんだん加速すると思います。
また、ときには調子の良いときにたくさんやる、最大瞬間風速も必要かもしれません。
「継続は力なり」、この言葉を忘れずに、精進していきたいと思います。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?