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【No.112】理性と感情のバランス 第一法則(幸せは真ん中にある)

理性と感情のバランス

忘年会で横浜中華街にみんなで飲みに行ったときのことです。
中華街の街角では、美味しそうな豚饅が湯気を立てて売られていました。
私たちのグループのほとんどの人が、そこで大きな豚饅を買って食べました。
そのとき私は、これから中華料理を食べるのだからと思い、食べたいのを我慢して買いませんでした。
そのあと中華料理屋に着いて食事が始まると、豚饅を食べた人達は、もう既に満腹で、あのとき食べなければよかったとこぼしていました。
人には理性と感情があります。
理性とは感情に流されず、論理的に思考すること。
感情とは心のおもむくままに、欲望の心で感じることです。
理性に傾いても、心から楽しむことはできませんし、感情に傾いても、論理的に思考することができません。
私の友人は、統合失調症(陰性)を患っています。
私よりも知能は高いのですが、感情がうまく働かず、心のバランスが悪いのです。
どのように心のバランスが悪いのかというと、彼がもし人を殺したとしても、罪悪感を感じないと言うのです。
その理論は、自分は他人に殺されても平気なので、自分が他人を殺してもよいと言うのです。
私は、彼を「完全無欠の自己中心者」だと思いました。
彼は他人の心を考えないで、自分の基準を他人にそのまま押し付けています。
また、感情が正しく働けば、人を殺すことに罪悪感を感じるはずです。
感情のレベルが上がれば、理性(知性)のレベルは下がります。
逆に、理性のレベルが上がれば、感情のレベルは下がります。
理性と感情は、正しくバランスをとらなくては、正しい思考ができなくなると思います。

それでは、また。

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