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BRAVELY DEFAULTのジャッカルという男

皆さんはジャッカルという男をご存知だろうか。

今話題のBRAVELY DEFAULTシリーズ最新作、BDBLに登場するイクマ・ナジットと同じく、初代のBDFFから登場した敵キャラだ。

彼は私の最推しキャラでもある。

今回は、なぜ私がジャッカルを最推ししているのかについて書いていこうと思う。

ネタバレもりもりなので注意です。

(なんでこんな書き方なんでしょう…笑)


ジャッカルとは

ジャッカルは初登場時、ナダラケス砂漠で盗賊団を率いている長の敵キャラとして登場しました。

ラクリーカの街で高い水を買えずオアシスに水を求めてやってきた人を襲い、身ぐるみを剥ぐという、口の悪い「いかにも悪」という感じでした。

シーフのアスタリスクを持ち、水を求める16歳の少年です。

ちなみに好きな物は水で、苦手なものは喉の乾きと生野菜です。


ジャッカルの裏側

初回と5章は盗賊のアジトで戦闘、その際に幼い頃親に捨てられたこと、人から奪われるぐらいなら人から奪うんだという話を聴きます。

この段階では同情はするけど悪い盗賊という印象ですが、6章から見方が変わってきます。

ジャッカルは6章の世界でもオアシスで人々を襲っています。

アジトで同じように戦闘した後、そのアジトには孤児たちがいてジャッカルのことを「おじちゃん」と呼んで、死なないでと泣いています。

ジャッカルは砂漠にいる孤児たちを拾い、お世話をしていたのです。

自分が幼い頃に辛い思いをした分、子どもたちには優しくしている一面がわかるとだいぶ変わって見えてきます。

子どもたちには自分みたく辛い思いをして欲しくない、そして自分をお世話してくれた盗賊に教わった「生きるために、奪われる前に奪う」をする。

なんとも心にきますよね…。

また、ジャッカルが辛い子ども時代を過ごすことになる元凶となっているのはボリトリィの存在です。

ボリトリィは真面目なジャッカルの親を騙し陥れたと証言しています。

もうほんとにボリトリィは許せません…。


アンソロジーの漫画では

BDFFからセカンドまでの時間をアンソロジーにした漫画では、ジャッカルはお世話をしている孤児のうちの少女が行方不明になったのを探しに行っています。

体を張って少女を探し連れ戻しに行くのですが、ここではジャッカルの優しさを強く感じることができます。

また、子どもたちとの触れ合いなどゲームからでは見られなかった細かい部分も読み解けるのでおすすめです!

人ときちんと目を合わせ話したりする姿など、そういう動作から人との付き合い方は不器用なりにしっかりしていると読み解けます。


セカンドでは

ブレイブリーセカンドでは砂漠の民を見守る自警団の首領になっています。

ラクリーカできちんと任命されているのです。

初代から3年が経っており、19歳になって盗賊から足を洗っていると思うといろいろ考えさせられてしまいます。

時間の経過とともに人として成長していたり、砂漠の民を思って自警団としてちゃんと仕事をしていたりするのが少し嬉しく思います。


ナジットとの関係

ジャッカルはイクマ・ナジットを用心棒として雇っており、ナジットを「センセー」と呼んでいます。

ナジットとの関係は悪くはなく、金の切れ目が縁の切れ目と言っていますが相性は意外といいように見えます。

BDFFのある章では純粋なジャッカルと少し優しい声色のナジットの雑談を見ることができ、少し間の抜けたジャッカルと変な話をちゃんと聞いてくれるナジットの掛け合いはクスッと笑えます。

センセーと呼ぶようになった由来などは分かりませんが、ジャッカルはナジットに着いていく理由などがきっとあるのだと思います。

今後明らかになっていって欲しい…。


悪いやつだけどいいやつ

ブレイブリーデフォルトではいろんなキャラクターがいますが、シリーズを通して1番最初に複雑な思いをしたキャラがジャッカルでした。

片方から見ると悪いやつで、ちゃんともう片方を見るといい人の側面もあるのだと、1部分だけで人を判断してはいけないと痛感しました。

何よりもジャッカルをこんな人生にした元凶がボリトリィであることも、ジャッカルに同情する要因でもありますね…。

壮絶な子ども時代と孤児たちをお世話しながらの盗賊家業。

孤児たちを守るために体を張る姿や頑張る姿、言葉は荒いけど優しい1面。

ちゃんといいやつなところを知ると好きなキャラになってしまいます…!!

ジャッカルの沼に肩まで浸かっている私は、今後もジャッカルを追っていこうと思う。

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