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GQ JAPANの星野源さんと羽生くんのインタビューの感想

 やっとGQ JAPANをお迎えし読む事ができました。ポスカはアンニュイな羽生くんでした。

右側のミシン目を上手く切り取る自信がない
この作りは不器用泣かせ

アラサーなのに少年の気怠さを醸し出すってなんなん?スケート靴を脱いで、カメラの前で、こんな表情ができるスケーターが他にいる?求められる世界にスッと没入できるって役者さんみたいだよ。
 このGQ JAPANには星野源さんのインタビューも載っていて、とても読み応えがありました。以下、星野源さんのインタビュー抜粋と私の感想↓↓

・いつも自分のどうしようもない想いを優先してきました。「やめなよ」と言われてもどうしてもやってしまうんです。
→北京の4Aを思い出してしまった。星野源さんもリミッターはずれがちですか?

・自分が行きたい場所に行くために動く
→星野源さんもマグロ体質ですか?

・自分の思うスタンダードがなぜ受け入れてもらえないのか、自分の表現が世の中に伝わったら何か変わるんじゃないかと思っていましたが、全く変わらないから延々と続けています
→「世の中」って言葉を「ISUやジャッジ」に、「延々と」って言葉を「プロ転向して」に置き換えて読んでしまった。

・他者からの理解を諦めないのか。なぜもがき続けるのかの問いに「自分でもダメなところだとわかっているのですが、希望を待ってしまうんです」
→羽生くんが話してるのかと思った。

読めば読むほど羽生くんとイメージが重なるインタビューでした。羽生くんがこの人をリスペクトする理由がちょっと分かった気がする。星野源さんと言えばDanny Boyを世に送り出すきっかけになった人。また共演してほしいです。

 続いて羽生くんのインタビュー抜粋と私の感想↓↓
・真上のライティングを見て、太陽みたい、天国からの光のようだと思ったんです。
→この感性が羽生くんだよね。RE_PRAYのラストでも「光の糸がそばにある限り」と祈りながら語っていたし、光は希望の象徴なのかな?照明を見てあれは電球色、昼光色などと考えてる私とは違うんだな。

・『上を見てほしい。上を見て、なにかを考えてほしい』という言葉を投げかけられて、これは"祈り"だなと思い、そのイメージに合う『aqua』を選びました。
→考えてほしいと言われ"祈り"が浮かぶのも凄いんですが、こーゆう問いかけをするカメラマンさんの感性ね。この撮影は羽生くんのイマジネーションが刺激されたのでは?また水谷さんに撮影してほしいと思わせるエピソードでした。あとaquaってこれかな?


・自分が作っているのは"道"。その道が楽しかったって、歩いてきてよかったって思ってもらえると、やっぱりうれしい。それが幸せだから。
→利他の精神に泣く。羽生くん自身にも幸せになってほしい。

・楽しいだけだとダメ。それは自分の哲学。クリエイティブの分野でも楽しいだけじゃダメ。誰かがそれを観て楽しんでくださるから作っていける。それが僕の喜び、幸福。
→クリエイティブである事にどこまでもストイック。自分の幸せを削りすぎて空っぽにならないか心配になる。でも、そこはファンが立ち入る所ではないんだろーな。魅せてくれるもの、与えてくれるものを大切に受け取らせて頂きます。(ただし財布が許す限り)

・身体表現にも語彙力が必要。氷上は僕にとっての"母国語"。あと30年間、フィギュアスケートという"言語"に付き合い続けたら、その年になったからこそ出てくる表現、その時にしか出せないフィギュアスケートっていうものが存在するかも。
→あと30年生きたいと思えた。羽生くんが挑戦する限り私も応援し続けたいです。

 羽生くんの生き様に触れるインタビューでしたね。ちょっと胸が締めつけられる、でも応援し続けようと思える内容でした。今はどこかでFaOIに向けて練習中かな?良い練習ができてますよーに。幕張初日を楽しみにしてます!


 


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