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✨✨✨瞬発力‼️


プラシャンティ ニラヤムである時、話題になっていた事がある。

インドに行かれた方ならインドのトイレ事情は、よくご存知とは思うが、当時は今よりずっと酷かった。

なんと排水管が詰まると、今でも汚物のタンクに潜って手仕事で詰まりを取り除くのだから、驚きである‼️

アシュラムで、これが起きた時、流石に誰も汚物槽の中に飛び込む勇気がなかったそうだ。

ところが、ある男性セバダルがやってくるやいなや、スッと服を脱ぎ躊躇なく飛び込み、それを解決した。

翌朝のダルシャンで、その男性にババが仰ったそうだ。
「あなたは、もう肉体を持つことはないよ。」と。

あなたはもう悟ったよということ。

帰依全託することは、もう""の入り込む余地がなくなる。

汚い、汚れるなんて頭に浮かんだら躊躇なく汚物の中に飛び込むことはできない。


✨✨また、こんな逸話がある。

ババジの弟子になりたくて、ヒマラヤ山中で待ち伏せして、ババジに弟子にしてくれと頼んだ青年にババジがこう言った。


「この崖から飛び降りなさい。そうしたら弟子にしよう。」と。

言い終わるか終わらないうちに、青年は、躊躇なく飛び降りた。
ババジは、崖の下で死んでいた青年を生き返らせ、弟子にして、また、ヒマラヤ山中に消えて行った。

私が、プラシャンティ ニラヤム滞在中のキッチンセバでの出来事。

当時は大量の皿洗いをすると、残飯が詰まり瞬く間に足元は排水で溢れ水かさは増えていく。

どうしようもなくなって、流しの下の排水口を見ると目を覆いたくなるほどの残飯の山、私は腕を突っ込むのをためらった。

するとそこに、防水エプロンのセバダルが躊躇なく腕を突っ込んで、解消してくれた。

アシュラムでは時々、このようなお試しがやってくるのだ❗️
"あー、まだまだだ〜😭"と、凹んだ事をよく覚えている。

献身には、マインドが入り込む余地のない瞬発力が必要だと思い知った体験だった。

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