コアラが木に抱きつく理由
皆さんこんにちは!
ふゆきです!
今回は【コアラが木に抱きつく理由】について記事にしていきます!
ぜひ小ネタや豆知識のご参考にどうぞ!
はじめに
皆さんは、コアラと言えばどのようなイメージを持っていますか?
コアラは「木の上で生活していて、ユーカリの葉をむしゃむしゃ食べたり、木に抱きついてジッと動かずに寝ていることが多い」このようなイメージを想像しますよね。
今回はこの木に抱きついている理由について解説していきます!
《コアラの生態》
コアラは主にオーストラリアの東部に生息します。
そこは、夏には日中の最高気温が49℃を超えるなどとても暑い場所です。
そんな暑い地域で生きるコアラは不思議なことに水をほとんど飲みません。
人間は熱くなった体を冷やすために水を飲みますが、コアラは主食にしているユーカリの葉から水分の摂取を行っています。
また、コアラは人間のように汗をかいて体温を下げられません。
全身から汗をかいて体温を下げるのは、人間と馬ぐらいで、犬は荒い呼吸、猫は全身を舐めるなどして体温を下げています。
《木に抱きつく理由》
水も飲まない、汗もかかないコアラが体温を下げる方法、それが木に抱きつくというものです!
この謎が解けたのは2014年のことで、コアラが抱きつく木はコアラの体温よりも低く、コアラは体の熱を木に移して体温を下げていました。
コアラの体温は約36℃で、この時(実験時)の気温は37.3℃、木の幹の温度は約30℃でした。
さらに、コアラは気温が高いほど温度の低い木を選ぶことも判明しました!
普段は主食にしているユーカリの木にいることが多いコアラですが、気温が高い時にはユーカリではなく、アカシアの木に登り涼んでいました。
ユーカリの木の表面温度は約35℃、アカシアは約29℃で、コアラはより冷たい木を求めて移動しています。
《余談》
コアラの不思議な生態についての余談です。
○木の上で生活している代償
コアラが木の上で生活している理由について、コアラは他の動物が食べないユーカリの葉を主食にしたことで、手も足も木に登りやすいように進化しました。
その代わりに地面での生活が苦手になってしまい、主に木の上で生活をしています。
○赤ちゃんは母親の○○○を食べる!
コアラの赤ちゃんは母親のウンチを食べるという変わった生態があります!
コアラのウンチにはユーカリの葉の繊維を分解する微生物が含まれていて、赤ちゃんは母親のウンチを食べることで微生物を体内に取り込み、ユーカリを消化できる体を作っていました!
○一日の睡眠時間は最大20時間以上!
コアラの睡眠時間は1日約18~20時間とされ、22時間も寝ているとの情報もあります!
コアラはたくさん食べたユーカリの葉を寝ている間に消化しています。
ユーカリの葉には毒があり、それを解毒し消化するには大量のエネルギーが必要であります。
ユーカリの葉の消化とエネルギーの節約のため、コアラは多くの時間を寝て過ごしています。
いかがでしたでしょうか?
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それでは皆さん!
今日もいい事ありますよ〜に🍀🍀
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