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気まぐれ日記/私に似てる?

2月25日

 春休みで、ナギが帰ってきた。
帰って来たら、必要な物をあちこち買いに行ったり、ご飯食べに行ったりと、お金がどんどん飛んでいく…。
お金についていきたいくらい。笑笑

 ナギと言えば小さい頃…
小学1年生の時だったと思うけど、一緒にお風呂に入りながら、湯船の中で私が質問をした。

私「学校の教科の中で何が一番好き?」
ナギ「きょうか…って?」
私「あっ…うーんと…国語とかさ、算数とか音楽      
  とか、色々あるでしょ。その中で、なぎが一
  番好きなのはどれ?」

ナギ「体育」
私「そっか!じゃあ、嫌いなのは?」

ナギ「どうとく」
私「ど、道徳??」
ナギ「うん」
私「なんで道徳なの?」

ナギ「だって…どうとくって、うさぎさんが、 
   どんなこんなしました。うさぎさんは、ど
   んな気持ちだったでしょうか?って聞かれ
   るのがイヤ」

私「なんで??何がイヤなの?」

ナギ「だって、イヤだもん。どんな気持ちだった
   か?なんて…なぎくんはわからないもん」

私「え?そんな、わからないなんて…答えはない
  んだからさ、なぎが想像してみたらいいだけ
  だよ。自分がうさぎさんだったら、どう思う
  かなぁ?って。それでいいんだよ」

ナギ「…だって…わからない。」
私「えーっ!わかるよー笑笑 よく考えてみて
  ごらん」

ナギ「なぎくんは、うさぎじゃないもん。だから
   うさぎの気持ちはわからない。
   うさぎじゃないから、ずーっとうさぎの
   気持ちにはなれない。」

 私は大爆笑した。
屁理屈のようだけど、それもそうだな!!
と、妙に納得してしまった。

 大きくなってから、その話しをナギに聞かせたら、ニヤッと笑ってた。

私が、「ナギってさぁ、なんだかんだ理屈っぽいよね」と言うと、

「なっちゃん(私)に似たんだよ」と言い返され
「そっか。」と、力無く答えた私。

 そんなナギも、いつの間にか大きくなって、
私の手から離れていってる。

理屈っぽいナギ…大物になってね 笑笑

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