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転勤族の苦悩

転勤族の宿命に直面した話


2年前、5年ほど勤めた西日本の支店から
東日本の支店へ転勤の事例が出た。

当時の人間関係に疲れていたため、
転勤自体はウェルカムであった。
しかし、ある問題に直面した。


結婚である


当時付き合ってる彼女へ
転勤先についてきて欲しいという名の
プロポーズを行った。
しかし、返事ほ保留にされたまま、
転勤の3日前になってしまった。
おかげで
引っ越しの準備で焦る私vs
結論を出せない彼女で
よく衝突したものだ。

彼女には何度も泣かれた。
何十年も住み慣れた地元を離れるのは
容易い決断ではなかったであろう。
当時の私にはその涙の意味があまりわからなかった。

結果的に彼女は転勤先についてきてくれ、今は妻となっている。
転勤で辛い思いをさせたが、転勤のイベントがなければ今の家庭がなかったのも事実である。
そして私は彼女の涙の理由もわからない
男になっていたかもしれない。

転勤族は大変なことも多いが、
経験して良かったとしみじみ思うのであった。

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