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自己開示と自意識

自分はこういう人間ですという開示はあまりしない方が良い。相手の自分への印象が固定され、自然と"こういう人間"として振る舞うことに繋がるからだ。 相手が自意識について考えてしまうような言動、行動は慎むべきだという考えが日々強まっている。自意識を疑ったら何も出来なくなる、何をやっても頭の中で冷たい笑い声が聞こえてくるようになる。相手だけでなく、自分に対しても自意識を問うようなことを極力しない方が良いんじゃないかな?と思っている。

    • 散歩

      この時期は散歩が気持ちいい。冷たい風と青い空、ぴーぴー鳴く小鳥、カーカー鳴くカラス、がぁがぁ鳴くカエルの合唱。何もかもが沁みわたる。†魂の浄化†ってこれのことなんだなと得心を得た。本当に自然って安らぐんだよな、心が。 音楽聴きながらの散歩と良いけど、僕としては自然の音に耳を傾けたいので、何も身につけずできるだけ薄着で自然を浴びたいと考えている。薄着なのは冷たい風を受ける面積を増やす為。 朝もいいけど夜の静かさも好きなんだよな。此方もまた魂の浄化足り得る物なんだよ。人が居ないお

      • 偏屈で訳の分からない拘り

        音楽を聴いていてこれは作品を楽しむ上でかなり重要なものなんじゃないか?と思った。他人の感想にすぐに塗りつぶされてしまうような弱い拘りではなく確固たる拘りを持つことが作品をノイズ無く楽しむ秘訣だと思う。 じゃあどうやったら確固たる拘りを生み出せばいいのか? 他人の感想を聞かず、見ず、1人で何度も何度も鑑賞する。これが良いと思う。

        • 高尚とファッションオタクの否定

          気を衒ったり高尚ぶったりせず、素直に感じ、素直に生きた方が楽しいと思う。ネットによく居るオタクに憧れて変な言動(限界、〜でしか得られない栄養素がある等)を繰り返すもどきの化け物にどうか惑わされないでほしい。涙なんか流さなくて良いし、狂わなくて良い。溢れ出る情動なんか無くて良い。己の感情を大切に鑑賞しよう。

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          自己愛

          僕は自己愛が強い。無条件に褒められたい、共感性に欠けている、優越感を得たい(自分が特別な存在だという空想からは逃れた)等の思考からいまだ脱却できないでいる。こういう気質をどうにかしない限り幸せにはなれないと思っている。 今までこういう悪い思考習慣はその悪い思考に委ねることにより解決してきた。自分に自信を持てるようになれば解決出来るんじゃないか?という仮定はある。これまでは「そんなん出来る訳なくて草🌱」と思っていたが、健康で丁寧な暮らしを送り、いきすぎた向上心を持たなければ"成

          感受性2

          大抵の作品は視点を変えれば楽しめる 感受性が弱いってのは観方を知らないから。 言葉の持つ力を詳らかにするのは鑑賞に効果的 複数回観ることでしか到達できない何かがある。 鑑賞能力だけでなく環境も大切。サブスクで更新される毎にスマホで観るのと、リアルタイムにTVで観るのとでは得られる体験に大きな差が生じる。作品を観る為の手間を増やすことで体験の価値は相当変わる。だからこそ円盤やリアタイが望ましいし、サブスクは望ましく無い。リアタイは睡眠習慣が崩れるしどうしても観たい回だけに留め

          感受性2

          健康

          適度な運動、バランスの取れた食事、休養・睡眠。健康の三要素と言われるこれらに「デジタルデトックス」を入れても良いのではないか?と思うなどした。それ程までに一日中手を離さずにネットに触れるのは豊かな精神的営みを阻害することだ。電子機器に一切触れない日を作ると時間の流れがめちゃくちゃ遅くて頭のモヤも晴れるのがわかると思う。だからと言って使わざるを得ない日もたくさんある。なので、如何にして距離を置くかが鍵になる。 ・本当に必要な時だけ電源をつける ・スマホの機能の代替先を使う(腕時

          悩み 感受性と受容

          他人に興味のない人間に豊かな感受性が宿る可能性は無いんじゃないか? 創作物は全て他人の話だ。 それ故に他人に興味が無かったら創作物を心から楽しむことは出来ないんじゃないか?と不安になる。竹取物語やゼノブレイド3の5話で泣いたことがあるから人並みには豊かなのかな?とは思っていた。しかし、媒体によって感情の浮き沈みが大きく違うことに最近気づいた。先程挙げた竹取物語とゼノブレイド3は"本"と"ゲーム"。この2つに共通するのは能動的に鑑賞しなければならないという所だ。対して、映像作

          悩み 感受性と受容

          陰の実力者になりたくての「物語」

          1「陰の実力者になりたくて」の物語構造  「陰の実力者になりたくて」は2022年に一期、2023年に二期が放送された。このアニメはヒーローでもヴィランでもなく、物語に陰ながら介入し、実力を見せつけていく存在「陰の実力者」に憧れた少年シド・カゲノ―が現代日本から魔法のある異世界に転生し憧れを叶えんとする物語である。 表では「シド・カゲノー」として、裏では「シャドウ」として行動する主人公と、彼を慕う「シャドウガーデン」、敵対組織である「ディアボロス教団」、学園生活中で出会う

          陰の実力者になりたくての「物語」