早朝の街並み(2024.4.28.4:45)
私は、
夜の初め頃には、床へ就くため、翌朝は、大体、東雲の時間帯に、目が覚める。
そして、
暗闇の寝室で、今日は、どのように過ごそうかと、思索を巡らせ、日取りを決める。
そんな、
静寂なひと時を過ごした後、私は、その日の、模様を確認するため、ベランダから、空を眺める。
月は、古今東西、凡ゆる人を幸せにしてきた、その存在は、
私の、乾いた心さえ満たしてくれる。
そう、
月だけは、「私を裏切らない」、必ず空に在り続ける、とても微笑ましい。
私は、朝の散歩が好きだ、何故なら、人は少なく、貸切にした気分になれる。
微かに、聞こえるエンジン音さえ、心地い、
また稀に、ヨドバシのベンチで、横になっている人を見かける。
彼には、一体、何があったのだろうか。
静かなる街並みは、まるで、「明鏡」のごとく、私の心を映し出す。
AIが仕事を奪うと言うが、私は、唯一勝るものがある、
それは、情緒ある文章を書くことが出来るということだ。
そう、
AIの文章力は、極めて高いが、人の心を動かす、感情の分析はまだ、甘いとされている。
これからの時代、文章力は、極めて重要な位置付けとなるであろう。
ここは、年に10回は訪れる、
祈りとは、皆、平等に与えられたもの、人々は救いを求め、両手を合わせる。
この厳かな佇まいは、私の負の感情を、浄化してくれる。
帰り道に、猫と遭遇した、
私は猫に目線を合わせ、笑顔で手を振った。猫は怪しんでいる様に見えたが、
数分、私と向き合ってくれた。
この都市に住み、4年目となる。私は、この場所を、捨て去ることはないだろう。
秋葉原は、これから都市開発が進み、170mの高層ビルを建設する予定だ、
少子高齢化、グローバル化が進む中でも、廃れる事はないだろう。
皆も、自身の都を定めてみてほしい。
精神科医ましろ
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