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愛と笑いの一年だった

今年の冒頭に僕はnoteの記事でこんな目標を立てたのだった。

そして、あっという間に月日は経ち、昨日、会社の最終出社日だった僕は定時のチャイムが鳴ったと同時に職場の人ひとりひとりに挨拶をして回った。

一年間、本当にお世話になりました。

来年もまたよろしくお願いいたします。

本当にありきたりのことしか言ってないのに、みんな笑ってくれた。

というのも、その日、僕は風邪で喉をやられてしまって、まるで往年の高見山(我ながら古いね)みたいなしゃがれ声になっていたからだ。

そして、みんな笑ったあとに、必ず

早く風邪を治して、来年はちゃんと前のイケボに戻ってくださいね

って言ってくれた(まあ、イケボは僕のちょい足し補正だけど)

けど、そんな他愛もないやり取りをしている僕らを包む空気はなんだかとても柔らかなような気がして、それってもしかしたら昨年までにはなかったことかもしれないな、なんてふと思ったりした。

最後に職場を出るときにも改めて例の高見山VOICEでみんなにあいさつをした後、ひとりエレベーターに乗り込む。

そして、その即席個室の中で気づいたら僕はこんな独り言をつぶやいていた。

ああ、確かに愛と笑いの一年だったかもしれないな。

そして、どちらにしても僕はこの一年に起きたさまざまなことをきっと生涯忘れることはないだろう。


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