見出し画像

Winning Post 10 マルゼンスキー 系統確立

史実のマルゼンスキーについて

父:ニジンスキー
母:シル(母父:バックパサー)

本馬は、持ち込み馬として母が本馬を受胎した状態で輸入されました。
1971~83年の間 外国産馬と同じ扱いとなりクラシックレースや天皇賞に出走できなくなりました。そのためマルゼンスキーは、3歳(現2歳)王者決定戦の朝日杯3歳Sや残念ダービー:日本短波賞へ出走・勝利し、秋にはTTGとの対戦に備えます。マルゼンスキーは非常に強かったため、タイムオーバーを嫌って回避馬が続出・不成立になるレースがでるほどでした。
日本短波賞後の故障をきっかけに引退します。
主戦の中野渡騎手の「日本ダービーに出させてほしい。枠順は大外でいい。他の馬の邪魔は一切しない。賞金もいらない。この馬の能力を確かめるだけでいい」はマルゼンスキーのポテンシャルや期待度の高さをよく表しています。
引退後は種牡馬となり、菊花賞馬:ホリスキー 日本ダービー馬:サクラチヨノオーなどを輩出しています。
また、母父してもウイニングチケットやスペシャルウイークらがおり母系に入り血統を支えています。

Winning Post 10 における マルゼンスキー

今回所有していないため、能力は確認できませんでした
能力は健康以外高いので競走馬・種牡馬どちらとしても優秀です

2代前の親系統は、ノーザンダンサー・テディ・トムフール・セントサイモンです。
自家生産はほぼやらないと思いますので、気にするのは次の世代の血脈活性配合に関わる部分になるかと思います。ノーザンダンサーは今後主流になりますが、トムフールは零細寄りになる系統です。繫殖牝馬を作る際にはミスタープロスペクター・ノーザンダンサー・ヘイルトゥリーズンあたりの主流血統を外しておくと使いやすくなります。
種牡馬因子は、ニジンスキー・ノーザンダンサー・ニアークティック・トムフールが確定で所有しており、なかなか豪華な血統表です。ニジンスキーは1973年シナリオのみ1981年前後に自然に系統確立します。以降のシナリオでは初期から系統確立しています。
能力因子は、スピードと瞬発力です。
系統特性は、母より無系統を継承します。

系統確立の条件について

スタートシナリオ:1973年
引継ぎデータ:史実産駒を購入するためのお守りが確保できれば、不要です
難易度:易
 史実産駒候補の中から数頭所有すれば確立できます
確立年:1993年
確立条件:日本5%
確立リミット:1997年

具体的な確立方法について

自家生産やPrivate種牡馬としてマルゼンスキーに属する種牡馬を購入していないため、所有した史実産駒の紹介にうつります。
また、マルゼンスキー自身も所有していません。3歳で引退しないとホリスキーなどの史実産駒がロストするのと、金のお守りを回収できるか不安だったので今回は所有しませんでした。
種牡馬としても長期にわたって現役を続けましたし、自家生産もしないため所有しなくても系統確立は可能です。

所有した史実馬

・ホリスキー(1976年生まれ)
 生涯戦績:21戦18勝 主な勝ち鞍:菊花賞
・ブラックスキー(1982年生まれ)
 生涯戦績:25戦14勝 主な勝ち鞍:ジャパンカップ
・カリブソング(1986年生まれ)
 生涯戦績:31戦23勝 主な勝ち鞍:春秋ダート制覇
・レオダーバン(1988年生まれ)
 生涯戦績:18戦8勝 主な勝ち鞍:マッキンノンS

レオダーバンは、4歳で引退しているためあまり活躍できていません。成長型が遅めなので5・6歳まで現役を続けることができれば高額種牡馬入りできます。
ほかのも候補は多く、サクラチヨノオー・ササノコバン・グリンモリー・アエロプラーヌ・バリエンテー・ネイハイシーザーなどがいます。候補から4-6頭ほど活躍させれば系統確立するので初心者にもオススメの系統です。

候補は多いため100人いれば100通りの組み合わせがあります

系統確立時の種付け料

1993年 系統確立条件:日本5%
種牡馬合計:11頭 種付け料合計:7,250万円
マルゼンスキー 2,350万円
 └カリブソング 1,400万円 ※所有
 └ブラックスキー 800万円 ※所有
 └サクラチヨノオー 650万円
 └レオダーバン 550万円 ※所有
 └ホリスキー 500万円 ※所有
  └シンホリスキー 300万円 ※所有
 └架空馬 250万円
 └スズカコバン 200万円
 └マルゼンスター 150万円
 └サクラダイオー 100万円
 └サクラトウコウ 引退済み

強力な史実産駒が多く、比較的楽に確立できます。サクラトウコウが引退しているので、血統支配率が足りない方はサクラトウコウを競走馬から所有するかPrivate種牡馬として購入しましょう。
孫世代も使えるのであれば、ネイハイシーザーやロンシャンボーイも候補に入ります。あまり後ろにずれるとほかの系統確立の邪魔になるので、1985年ころまでに決めるようにしましょう。

1993年_ニジンスキー系血統支配率
1994年_マルゼンスキー系血統支配率
この辺りが最低限の介入で確立するラインです

後継種牡馬について

マルゼンスキーの後継種牡馬については、系統確立する必要性はありません。ニジンスキーを親系統に昇格させるには、カーリアンかラムタラあたりを系統確立させるのが楽です。
マルゼンスキーの系統は、ほっておくと2000年代に入ると滅亡しかねません。
滅亡させないためにも後継種牡馬を確保したいのですが、孫世代に後継種牡馬として利用できそうな馬がいません。子供の世代から作るのがい良いです。
能力因子2つ持ちは調べた限りサクラチヨノオーとカリブソングの2頭がいました。サクラチヨノオーは能力も高いので後継種牡馬として十分使えます。また、能力因子は持っていませんが、ササノコバンも隔世遺伝狙いで使うのもありです。

ディープボンド企画の経過

ニジンスキー 1981年 完了
ダマスカス 1983年 完了
ソードダンサー 1983年 完了
ネヴァーベンド  1985年 1980年 完了
リファール 1986年 1987年 完了
アリダー 1990年 1991年 完了
マルゼンスキー 1991年 完了
ヘイロー 1993年
ロベルト 1989年 1990年 完了
リヴァーマン 1992年
リアルシャダイ 1995年
ストームバード 1997年
カーリアン 1998年頃
アルザオ 2000年頃?
サンデーサイレンス 2000年
ダンシングブレーヴ 2002年
ストームキャット2003年
ブライアンズタイム 2003年
ダンスインザダーク 2006年
アグネスタキオン 2013年
キングマンボ 2008年
コマンダーインチーフ 2009年
カコイーシーズ 2015年頃?
キングカメハメハ 2017年
キングヘイロー 2017年頃?
キズナ 2020年頃?

今回確立したのはマルゼンスキーのみです。ヘイローも同年に確立しているため、次回解説いたします。
前回までの遅れは、次回には取り戻せる予定です。

あとがき

次回の予定ですが、ヘイローの記事を7/17に投稿します。

(2023/8/2 追記)
Youtubeに動画を公開しました。こちらもご覧ください。


ニコニコ動画で、競馬の配信を中心にやっているので遊びに来ていただければ幸いです。(最近は土日にテイルズオブヴェスペリアをやっています。)

最後までご覧いただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?