簡単にデザイン作成ができると噂のAdobe Expressを使ってバナーを作ってみた
みなさんGWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はこれでもかというほど遊び倒しておりました。その反動でしょうか、まったく仕事に精がでません。(自業自得)
自分のNoteの担当日は刻々と近づいているのにやる気がでない….(クズ過ぎる)。そのNoteの記事を書く上で私がいつも時間がかかるなと思っているのが、サムネイルの作成。
「そうだ、記事内でサムネイルを作ってしまえば一石二鳥ではないか。」
ずるがしこい山口青年はそう考えたのです。
ということで、個人的に気になっていた「Adobe Express」という、誰でも簡単にデザイン作成をすることができると噂のクリエイティブツールを使って実際にサムネイルを作ってみることにします。頑張ります。
Adobe Expressとは
Adobe ExpressはAdobe社が提供するAdobe Creative Cloudの必要最低限の機能を搭載したデザインアプリです。
必要最低限の機能だけを搭載しているため、初心者でも簡単に使用できるのがこのアプリの魅力です。
制作工程
早速ですが、Adobe Expressを使用してバナー(サムネイル)を作っていきたいと思います。
①全体の構成を考える
まずは、全体のラフを描いていきます。が、今回に関しては、Adobe Expressで何ができるかまだ分からない状況なので、ラフは描かずにできることを模索しながら全体の構成を考えていきたいと思います。
一旦、要素として配置したいものだけ整理しておきます。
①コピー「GW明けで無気力すぎるのでAdobe Expressだけで簡単にバナー作ってみた」
➁Adobe Expressのロゴ
③無気力そうな人 or イラスト
➁テキストの配置
まずはテキストを配置します。
「テキストを追加」というボタンから簡単にテキストを配置することができました。
UIがとても親切で、文字のレイアウトの変更、アウトラインのつけ方、文字の不透明度の調整などできることが一目でわかり簡単に実行することができます。正直イラレより使いやすいです。(その分Expressは使えない機能が多いので、このシンプルさが実現できているのでしょう。)
他にも、ドロップシャドウや光彩等の効果や、なんとアニメーションまでつけることができます。凄いですね。
ただ、デザイナーとしては絶対に欲しい「カーニング機能」が付いておりませんでした….。文字のカーニングができないだけで、全体締まらない感じがしてムズムズします。
③画像の配置
次に画像を配置していきます。画像はファイルからドラッグアンドドロップで簡単に配置することができました。
そして、Adobe Expressには「メディア」というメニューがあります。
メディアには、Adobeが保有するロイヤリティフリーの写真や動画素材があり、ライセンスに登録していれば誰でも使用することが可能です。
おじさんがPCに頭を置いてスーツで寝ている写真が、仕事に精が入っていなさそうでイイ感じなのでこちらを使うことにします。
そして、驚くべきことに画像の背景を削除する機能がありました。ワンクリックで割と綺麗に背景を削除してくれます。優秀~。
また、色調の補正もできるので、簡単な写真加工であればPhotoshopも不要です。
④背景画像の配置
そして、まだまだ面白い機能があります。
「デザイン素材」というメニューを開くと、背景やシェイプ、アイコンなどの素材が豊富にあり、こちらもライセンスに登録していれば無料で使用することができます。
⑤シェイプの配置
最後に「シェイプ」というメニューを使ってみました。
長方形や線、円、矢印などテンプレートとして保存されているシェイプを簡単に使うことができます。勿論サイズ変更も簡単に行うことができます。
今回は、長方形や矢印などを配置してみました。
完成 / まとめ
最後に微調整を行い、このような感じに仕上がりました。
それなりのものはできたかなと思います。
簡単にサムネイルを作りたいという思いから作り始めましたが、慣れていないアプリなので思ったより時間がかかりました。(それはそう)
今後このツールを使用するかどうかでいうと、作るものによるかなというのが個人的な感想です。お客様に納品するバナーなどの制作物は今のところこのツールでは難しいと思います。(やはりカーニングが調整できないのが惜しい….。)ただ、自社の制作物やYoutubeのサムネイルレベルであればAdobe Expressだけで簡単に作れちゃうのではないでしょうか。
正直、まだまだ使い切れていない機能があるので、今後他の機能も試していければなと思います。
この記事を書いていたら割と楽しくなってきて、休み明けの無気力感が消え去ったような気がします。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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