【5人家族都心築52年マンションリノベ記】都心で子育て中だとあらゆる意味で難しい仮住まい探し:前編(仮住まい編)
こんにちは、mizutamaと申します。
2024年1月11日より都心部にある築52年の自邸を、スケルトンからのリノベ工事をしました。おかげさまで4月下旬に引き渡しが無事完了し、5月1日にすっかり生まれ変わった自宅へと戻ることができました。
夫、私、高校生、中学生、小学生それぞれ1人ずつ、合計5人家族のヴィンテージマンションリノベ記録。同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとブログの更新を続けております。
詳細な自己紹介はこちらの記事をご覧になってくださいね。
元々居住していた自宅をフルリノベした我が家。工事予定期間は約3ヶ月半。その間、どこに住んでいたの?ということで、今日のテーマは、「仮住まい」について。
仮住まい探しは最大の難所の一つ
実は、不動産屋さんからおそらく「最大の難所」になるであろうと言われていた仮住まい探し。はっきり言って私、舐めてました。が、私たちにとって仮住まいを見つけることが何故難しかったのか、今日はそのあたりを紐解いて記事にしていきたいと思う。
一般の不動産屋さんで賃貸物件を契約するときの費用概算
23区内(関西方面では常識が随分異なると聞きますが、これは関東全般のルールなのでしょうか?)で不動産を借りようとすると、一般的によく必要な諸費用が、
敷金2ヶ月
礼金1〜2ヶ月
仲介手数料(家賃1ヶ月分が一般的)
この3点。仮に1ヶ月の家賃が20万円の物件を借りようとすると、初期費用だけで80〜100万円程度(このうち敷金は入居時現状同様に退去できればほぼ戻ってくるという話ですが)。とはいえ、礼金・仲介手数料は所謂捨て銭の位置づけなので、40〜60万円は戻ってこないお金と位置付けられる。
この計算式を前提に入れておきながら、まず大前提として話をすると、一般的な不動産屋さんでは短期貸用の物件というのがあまり存在しないのだ。当初は、今回の自宅の不動産契約を担当してくれた不動産屋Sに仮住まい探しもお願いしていた。
昨今の不動産価格高騰の煽りを受けに受ける中、生活圏の変わらない中で探してもらった賃貸物件は、単刀直入に行って、高い・狭い・古い・コスパ悪いな、という印象の物件ばかりだった。
我が家の家族構成・通勤通学状況
ここで改めて、我が家の家族構成と通勤通学状況を整理しながら、私たちが求めた仮住まいの条件を整理してみたいと思う。
上記の通り、正直大人二人はなんとでもなるものの、3人の子どもたちがそれぞれ別の学校へ通学しており、本来の居住地から離れると、場所によっては長女と長男どちらかに通学の負荷がいっきにかかる。また、次男は地元の区立小に通っているため、学区外通学となると原則両親の付き添いが必要となるのだ。
我が家の求めた「理想の仮住まい」像と、探し方
それでは我が家の求めていた理想の仮住まいの条件ついて、具体的に紹介したいと思う。
上記2つの条件で仮住まい探しを 1.(自宅の売買契約をしてくれた)不動産会社、2.自分たちでネット検索(「●●区、賃貸、短期」などのキーワードで)、3.今回リノベをお願いしたA社の営業担当の方 の3経路で行ったのだ。
仮住まいを探し始めた具体的な時期
リノベ工事をA社に依頼することに決まり、色々と具体的な打ち合わせがはじまったのが11月頃。そろそろ「仮住まいも探さないと」と、なんとなく気持ちは焦りつつ、軽く物件情報をみてはいた。だが、より具体的に動き始めたのは、2023年11月下旬から12月上旬のこと。
というのが、工事着工日が2024年1月11日。引っ越しがその直前くらいだとすると、あまりに早く探し始めても家賃が無駄に発生してしまうことになるから。賃貸物件の契約をしたことがある方はわかるかと思うが、内見に行き申し込みをいれると、どんなに引き伸ばしても大体2週間後くらいから家賃が発生してしまうからだ。
仮住まい探しが難しかった理由
単刀直入にいって、金に糸目をつけず「いくらでも払います」、そのスタンスであれば比較的簡単に仮住まいを見つけることはできたと思う。だが我が家の資金計画では、仮住まいは極力コストをかけたくないと考えていた。
結局今回仮住まいを探す突破口となったのは、リノベ会社A社の紹介してくれた不動産会社との出逢いだった。具体的にどのような物件を探し、立地やその他の面ではどう妥協し折り合いをつけたか。
次回は「仮住まい探し:後編」として、より具体的なことを記事にしたいと思う。
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