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【5人家族都心ヴィンテージマンションリノベ記】洗面台の条件:「何より、割れないこと」

ショールーム巡り編、今日は「洗面台」について思うところ、そしてデザイ
ナーさんに伝えていた「私の考える洗面像」について記事にしようと思う。


「洗面台」に求める条件

私が考える洗面台の理想像としてまず何より優先的に伝えていたのが1点目。それ以外は減額ポイントにしたいと思っていたこともあり、とてもシンプル。

  1. 洗面台が割れない材質であること。すなわち、陶器製は絶対NGである。

  2. 拘りすぎずに減額ポイントにしたいこと。

その理由は

お洒落なものも数あれど、どうして私が洗面台に対する唯一の要望が「割れないこと」だったか。理由は明確で、結婚してから賃貸マンションに3軒住んで、そのうち2軒で2回も洗面台が割れたから。
1度目は鏡裏の収納のガラス瓶が洗面台に転落して。そして2度目は、水道の蛇口がぽんっと外れたことによって、その衝撃で。通常では考えられないような壊れ方だと思うが、使用していた洗面台そのものが大分年数が経過していて、あちこちにボロが出ていたのだ。といってもまさか、蛇口が外れると思わなかったが・・・。

これ実物。上の蛇口の温度調整のノブの部分がはずれたのです。

「割れる」ということは、無論どちらも陶器製のものだった。
実は実家の洗面台も過去2度ほど割れていて、その都度修繕していたのを知っている。そんな話をデザイナーさんに伝えたら、

「そうなんです。私のお客様の中でも、海外の陶器製のものなどを好まれる方が多くいらっしゃるのですが、実は結構な頻度で割れると言うお話をきいているんです。」と。

陶器はメンテも楽でピカピカになるし、外国製のデザインの特に優れたものなんかは陶器製が多いのではないかと思う。
が、これまで洗面台が割れた経験のない方に参考に知っておいて欲しい。「洗面台は、簡単に割れますよ」と。経験者は語る。

本当にその基準だけで選んでよかったの?

「洗面」はキッチンに次ぐ相当な深い沼である

「洗面」に関してはショールームをPanasonic、サンワカンパニーと、2軒回った。ここも、引き戸や扉と同じく、減額ポイントにしようと思っていたから。
と同時に、InstagramやPinterestなどを使って素敵だと思う洗面台のイメージをたくさん情報収集していた。その過程で気づいたこと、「洗面台ってめちゃくちゃ奥が深いじゃない!」と。
デザイナーさんにその旨伝えたところ、
「はい、おっしゃる通りです。実は洗面はキッチンに次ぐ沼ポイントです」と。なんというか、めちゃくちゃ凝ることができるし、お洒落にできるのだ。

Pinterestで好きなイメージをピンすればするほど凝りたくなってしまう

ひとえに「洗面台」といっても、

蛇口(形状、色)
シンク(形状、素材、色)
タイルの有無(タイルの組み合わせは無限すぎる。)

収納(洗面下の収納、ニッチをつくるか否かなど)
照明

といったように、決定できる項目が実はたくさんある。要は、凝ろうと思えばいくらでも凝ることができるのだ。

Pinterestで「洗面」に特化して、好みのイメージ画像を集めていた。みなさん本当に懲りますよね。探せば探すほど、素敵な洗面台をみつけてしまって、リサーチの時間はいくらあっても足りないほどだった。

最後は取捨選択。「収納」を優先事項に追加

かくして、デザインを中心に情報収集を始めると、どんどん洗面台沼にハマっていった私。イメージを膨らませつつ、2軒のショールームを見学。最後落とし所をつけたのは、「割れない」に追加して、「収納性」を優先事項にすることができたから。

これからリノベやリフォーム、家を建てるなどで洗面台を新しくする方、是非知っておいてください。「洗面」はかなりの沼ポイントで、要注意です!

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