現代日本社会の諸相

名もなき静かな人生の行路を豊かな気持ちで独自に歩む人がいい。

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最近の記事

アベノミクスのなれの果て,日本経済は断末魔的苦境,だがあの日銀総裁黒田東彦が叙勲されたとの怪情報,岸田文雄もさらにこの国の政治経済をどん底へ誘導中,「世襲3代目の政治屋」にまともな能力を有する人間はいなかった(1)

 ※-0 2024年5月,円安が止まらない日本経済をみごとに造りあげてきた「安倍晋三と黒田東彦」という迷ゾンビコンビ  a) いまから7年近くも前,『日本経済新聞』2017年11月2日 20:41,https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23064150S7A101C1920M00/ に掲載されてたコラム「大機小機」は,「おごるなアベノミクス」という標題で,以下に引用するように,その警告を発していた。  当時はすでに安倍晋三の第2次政権の

    • 日本聖公会主教会議長・首座主教八代斌助と原発問題

       ※-1 日本カトリック司教協議会『今こそ原発の廃止を』編纂委員会『今こそ原発の廃止を-日本のカトリック教会の問いかけ-』カトリック中央協議会,2016年10月  この※-1の標題にかかげた著作は,2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災とこれが惹起させた東電福島第1原発事故を目の当たりにした日本国の構成員たちの,それも宗教界のなかのカトリック教会が公刊した「反原発本」であった。  本記述は2017年3月23日が初出であったが,その後,ブログサイトの移動に

      • 原発安全神話を唱えさせてきた総括責任者,政治屋だった故安倍晋三の「歴史的な責任」を考え,原発問題をめぐるこの「首相の原罪」をあらためて問うてみる

         ※-0「汚染水など太平洋にぶちまけ薄めればよし」か?  本記述は,2017年3月18日の書いて公表した文章を復活・再掲するものであるが,その本文部分そのものを再起させるまえに,2024年4月30日の時点で「原発事故」の問題をめぐる諸点は,いったいどのような姿勢・観点をもって理解されるべきか,まえもって多少でも再考しておきたい。  なお本ブログはすでに,2024年4月27日と29日の2回の記述を充てて「原発広告問題と芸能人,ビートたけしの場合はどうであったか,その記憶を回

        • 原発広告問題と芸能人,ビートたけしの場合はどうであったか,その記憶を回想する(2)

           ※-0 本稿は2017年3月16日に一度公表してあった記述だが,本日2024年4月29日に再度公開する経緯になった  a) ところで本ブログ筆者は昨日,2024年4月28日は所用があり,本ブログの記述はお休みしていた。その日は,衆議院議員の補選「投票日」であった。その結果は,同日中の投票締め切り時間と同時にゼロ打ちで一斉に報道されていた。結果は「立憲民主党が3タテする勝利」になった。  現首相の岸田文雄は「世襲3代目の政治屋」の愚かさを,性懲りもなくという自覚症状すらも

        アベノミクスのなれの果て,日本経済は断末魔的苦境,だがあの日銀総裁黒田東彦が叙勲されたとの怪情報,岸田文雄もさらにこの国の政治経済をどん底へ誘導中,「世襲3代目の政治屋」にまともな能力を有する人間はいなかった(1)

          原発広告問題と芸能人,ビートたけしの場合はどうであったか,その記憶を回想する(1)

           ※-0 本記述の復活・再掲にあたり若干の序言   本ブログ筆者のブログサイトはすでに数回,いろいろ事情があって引っ越ししてきたが,その途上で一番ヒドイ「本ブログの剽窃を常習犯的に続行していた」者がいた事実は,とうの昔から気づいていた。  その該当者(男だか女だかは不詳)は,他者の制作・公表したブログの文章全体を,あの種のアプリを使い,パクリまくっていた。事実,現在も本ブログ筆者のブログだと断わってはいるものの,堂々と破廉恥にもデッド・コピーを世間に頒布してくれている。

          原発広告問題と芸能人,ビートたけしの場合はどうであったか,その記憶を回想する(1)

          昭和天皇の敗戦責任を占領政策の都合で追及しなかったアメリカ-日本の論理学者によるその分析など-

           ※-1 本記述の論題,その問題意識  旧大日本帝国は1945年8月15日(9月2日),第2次大戦の結果を,敗戦というかたちで終えた。  直後から日本を占領・統治したアメリカ軍(一部はイギリス軍も参加していが)は,GHQのマッカーサー元帥の指揮下,旧日帝の最高指導者であった昭和天皇裕仁の「敗戦責任」は,あえて追及せず,この人物を高度に利用する政策上の余地を残し,利用してきた。  敗戦時における米日関係が有した歴史的な意味を,とくに日本の論理学者による分析を素材にとりあげ

          昭和天皇の敗戦責任を占領政策の都合で追及しなかったアメリカ-日本の論理学者によるその分析など-

          『日本経済新聞』は「原発安価」が定説であるかのように騙ってきたが,いまだに「安全神話」信仰にもとづいた「原子力村的な虚偽報道」は止めねばなるまい

           ※-0 日本経済新聞社の立場,その原発推進論の虚妄,21世紀のエネルギー問題の基本動向をみさだめられない論調  本記述は2018年7月3日に公表した文章であるが,最近までは未公表の状態にあった。  本日,この記述を復活させて再掲するには,とりわけAIが普及されるにともない,大量の電力消費が予測されている関係をもって,これを原発の「再稼働と新増設」の根拠とする論陣の一端を,必死になって果たすつもりである日本経済新聞社の立場が,  21世紀におけるエネルギー問題の基本動向

          『日本経済新聞』は「原発安価」が定説であるかのように騙ってきたが,いまだに「安全神話」信仰にもとづいた「原子力村的な虚偽報道」は止めねばなるまい

          日本なりの強権・専制支配体制とマスコミ・メディアの凋落傾向とは,故・安倍晋三政権以来「この国の民主政」が忖度的に破壊されつくしてきた道程の正直な反映

           ※-1 民主主義国家体制を溶融させた安倍晋三の悪政・失政・愚政  a) 民主主義(デモクラシー・民主政・民主制)とは,教科書どおりに説明すれば,「組織の重要な意思決定を,その組織の構成員(人民・民衆・大衆・国民)がおこない,すなわち,国家の構成員が最終決定権(主権)をもつという政体・制度・政治思想である。その概念や理念,範囲,制度などについては,古代より多くの主張や議論がある。  以上のごとき民主主義という政治の概念を念頭に置き,21世紀におけるこの国(日本国)の現状を

          日本なりの強権・専制支配体制とマスコミ・メディアの凋落傾向とは,故・安倍晋三政権以来「この国の民主政」が忖度的に破壊されつくしてきた道程の正直な反映

          佐藤栄佐久元福島県知事が受けた「原子力村利害集団からの仕打ち:迫害」は,その後における原発問題の現状に照らし,いかに批判すればよいのか

           ※-0 AI技術の発展やリニア新幹線のために必要な電源として「原発が必要だ」と,またぞろ原子力村の盲動・蠢動が始まっている-2024年4月23日の前論-  a) 最近,原発問題に関連する話題としてだが,AI技術も駆使し,その再稼働や新増設を促進させたらよい,といったごとき原子力村側の意向・働きかけが,露骨にめだちはじめている。  2020年代における国際政治・経済の情勢変質として,こういう変化があった。「プーチンのロシア」は一見「先進国風」であり,かつまた,国連の常任理

          佐藤栄佐久元福島県知事が受けた「原子力村利害集団からの仕打ち:迫害」は,その後における原発問題の現状に照らし,いかに批判すればよいのか

          「昭和天皇の戦争責任-在日米軍基地-対米従属国日本-沖縄密約問題」などに関する小考

           ※-1 東電福島第1原発事故とトモダチ作戦の思い出  本記述は「平成の天皇」明仁が在位していた時期,2015年1月19日に公表されていたが,その後,ブログサイトに移動にともないお蔵入りしていた文章を復活,再掲したものである。  ところで,岸田文雄が2021年10月4日,日本国首相になったときはすでに明仁の息子,徳仁が令和の天皇に変わっていた。2019年5月1日がその元号を使用しはじめた日付であった。今年の2024年は令和で数えるとその6年目となる。  以下に記述する※

          「昭和天皇の戦争責任-在日米軍基地-対米従属国日本-沖縄密約問題」などに関する小考

          小池百合子都知事「カイロ大学卒業の実体なしの疑義」に関した話題,嘘だと断定されつづけ何年が経ったか? 問題はディプロマ・ミル(学位工場)という話題にも関係していた

           ※-1「小池百合子知事,元側近がメール暴露した学歴詐称疑惑をまた否定 カイロ大の声明『私自身が関知してない』」『東京新聞』2024年4月19日 16時16分,https://www.tokyo-np.co.jp/article/322283  この『東京新聞』2024年4月19日の報道は,この都知事の学歴詐称疑惑問題をめぐる諸事情にくわしい関係者が,すでに「小池がはまっていて身動きできなくなっている」そのカイロ大学卒業,それも首席の成績で修了していたという「信じられないよ

          小池百合子都知事「カイロ大学卒業の実体なしの疑義」に関した話題,嘘だと断定されつづけ何年が経ったか? 問題はディプロマ・ミル(学位工場)という話題にも関係していた

          安倍晋三の国政と小池百合子の都政はともに単純な極右反動観念の「浅漬け的な特徴」を有する

           ※-0 最新の小池百合子都知事「事情」-学歴詐称疑惑は半世紀近い歴史を誇れる(?)大問題-  まず,つぎの『X』の画面を紹介したい。2024年4月18日の投稿(post)である。「都庁OB澤 章」は東京都に勤務していた時期,小池百合子都知事ににらまれていた人物であるから(?),小池をめぐる疑惑問題に関してはそれなりに聞くべき意見や解釈を,いままでも積極的に語ってきた人物である。    現在,千代田区長・樋口高顕は所在不明となっており,区役所に出勤(登庁)していない状況が

          安倍晋三の国政と小池百合子の都政はともに単純な極右反動観念の「浅漬け的な特徴」を有する

          安倍晋三の自堕落政治に匹敵したその女性版-「小池百合子の空虚な行政手腕」(2)

           ※-0 前論的な断わり  「本稿(2)」は,昨日(2024年4月17日)に再公表した,旧ブログで2017年10月25日に一度公開済みの「本稿(1)の更新版」につづけて再公表する記述である。もとは,2017年10月26日に公開した記述である。  できれば,なるべく「本稿(1)」をさきに読んでもらってから,この「本稿(2)」に戻ってきて通読されることを希望したい。(1)の住所・リンク先はつぎの箇所である。   ⇒ https://note.com/brainy_turnt

          安倍晋三の自堕落政治に匹敵したその女性版-「小池百合子の空虚な行政手腕」(2)

          安倍晋三の自堕落政治に匹敵したその女性版-「小池百合子の空虚な行政手腕」(1)

           ※-1『日刊ゲンダイ』2024年4月16日の関連記事  a) まず紹介するのは,「学歴詐称疑惑 “偽装メール” 入手! 小池都知事がカイロ大声明 “捏造” を追及されたのは2度目だった」『日刊ゲンダイ』2024/04/16 13:50,更新日:2024/04/16 13:50,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338983 という記事である。  この『日刊ゲンダイ』の記事を引用するまえに,つぎのように関連す

          安倍晋三の自堕落政治に匹敵したその女性版-「小池百合子の空虚な行政手腕」(1)

          小池百合子はなにゆえ自分がカイロ大学を首席で卒業したなどといいはりつづけてきたのか?

           ※-1 小池百合子という女帝まがいの喰わせ者ぶり   a) 今朝(2024年4月16日の),ユーチューブ動画サイトでそのいくつかを視聴してみていたが,『一月万冊』の佐藤 章が,小池百合子「学歴詐称疑惑」問題の関係で,朝堂院大覚という人物と百合子の浅からぬ因縁にも触れていた。この人物は,佐藤がすでになんどが話題にしていた。  そういえばその朝堂院大覚を名のっていた人物,その本名は松浦良右といい,1940年12月9日生まれで83歳であって,日本の実業家,空手家と,ウィキペデ

          小池百合子はなにゆえ自分がカイロ大学を首席で卒業したなどといいはりつづけてきたのか?

          東京都においてはフランス学校ならば大歓迎だが,韓国学校が手狭ゆえ第2校目を設置したいとした願望を,露骨に潰した小池百合子の対アジア人差別感情

           ※-1 廃校となった都立高校跡地を利用しようとした第2の韓国学校設置未完に関する問題,小池百合子都知事の妨害工作(2016年4月)  この記述は,初出 2016年4月8日,更新 2020年7月25日を経て,本日の2024年4月15日に復活,再掲させた文章である。  しかも,この記述内容そのものは,最近における小池百合子の「事件簿」関連,つまり学歴詐称疑惑にも深く関係していた。カイロ大学をまともに順調に留年なしでそれも首席で卒業したという当人のいいぶんが,この2024年の

          東京都においてはフランス学校ならば大歓迎だが,韓国学校が手狭ゆえ第2校目を設置したいとした願望を,露骨に潰した小池百合子の対アジア人差別感情