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「それが一番大事」 ~結局どれが大事なの?~

みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・エッセイスト書評家 として、
自らを定義しています。

note をはじめて約4カ月半、
noter 間の交流や
共同運営マガジンの開始など
積極的に活動をしてきている。

おかげさまで徐々に応援や認知を
いただける方も増えてきて、
日々 やりがいや喜びを感じられている。

…が、最近 少し葛藤が生じてきている。

自身の note との向き合い方は
今のままでいいのだろうか。

今回はそんな話。


かかり気味の実感

競馬の世界では
「馬が『かかる』」
という言葉がある。

スタートからゴールまで
全力疾走では体力が持たないから
最初はペースを抑えるべきなのに、
馬が「前へ、前へ」と
行きたがってしまう状態のことだ。

私は時折 自身の感情と理性を
競馬の「馬」と「騎手」に見立てるのだが
そういえば初期の頃にそんな記事も書いた)、
今の自分は まさに
「かかっている」状態だと実感している。

毎日「記事」を投稿したい

note を続けている方々の中には、
「毎日投稿」にこだわっている方も
多いことだろう。

note は投稿をすると
「今日で〇日連続投稿です」
と教えてくれるし、
特定の節目ではバッジもくれる。

こんな子供騙しのような手に乗り、
「今日も投稿を頑張るぞ!」
と張り切る者の なんと多いことか。
かくいう私も そのひとりである。

今の私の場合、
「毎日『記事』を1本と
 『つぶやき』を複数回」

というのが基本のペースになっている。

時折 読書などに専念したいとき、
「今日はインプットに専念する日」と
宣言して つぶやき だけにする日もあるが、
基本的には毎日「記事」を書くことを目指す。

だが最近、これに少々
違和感を感じてきたのだ。

これが「SNS疲れ」か

note が SNS であるという特性もあり、
記事を書くだけではなく
他者の書いたものも読む。

おかげさまで相互フォローで
交流がある方も増えてきたから、
ザッピングとは別に
拝見しに行くことも多い。

「スキ」をタップするだけではなく、
コメントを残すことも多い。
また、いただいたコメントには
お返しをすることも忘れない。

この交流が また楽しいのだ。
楽しいのだが、
どこかで「しんどさ」を
感じている自分もいるのだ。

note をはじめるまで、
ほとんど SNS をやってこなかった
自分が今、
「これが SNS疲れというものか…」
と実感しつつある。

これが冒頭の「かかり気味」と
自覚した経緯である。

おそらく今の私のペースは、
ゴールまで走り切れるペースではない。
完全にオーバーペースだ。
私の中の騎手が今、
必死に手綱を引いているのが分かる。

そういえば昔、ツインターボ という
個性的な競走馬がいた。

スタートから爆走して
後続を大きく引き離すのだが、
大抵 最後の直線手前くらいで失速して
最後は みんなに追い抜かれる。
(オールカマーと七夕賞は例外だったが)

今の私も、どこか それに近いものを感じる。
たぶん、このままでは持たない。

そもそも何がしたいのか

本来の目的、目指すところは何か。

私が SNS もとい note に踏み出したのは、
今の仕事とは別に収益を得る術が
欲しかったからだ。
いわゆる「収益化」である。

自問自答と自己分析の結果、
私は文章を書くのが得意だし
好きだと分かったから、
note だけに限らず
ライターとしての仕事や
本を出すことへ繋げたいと考えた。

特にこの「本を出す」ということに関しては
note の世界で出会った方々の影響もあり、
自分も近いうちに出したいと思ったので
「本を出す宣言」までした。

今のやり方がつながるか

もちろん活動していて楽しいのは事実だが、
やはり私の note の根っこは
「収益化」なのだ。
金の亡者と嘲笑われそうだが、
紛れもない本心である。

ここだけは見失いたくない。

フォロワーを増やしていきたいのも、
言ってはなんだが収益化のため。
(認知度が低くても稼げる術を
 知らないからね…)

積極的に交流をしてるのも、
フォロワーを増やしたいため。
(極論、ひっそりやっても稼げるなら
 これ程には頑張らない。
 もう少しマイペースで活動する)

メンバーシップにお金を出しているのだって、
目標達成へ向けた勉強のため。
(楽しむだけなら無料でも十分楽しい)

私が note で実施している活動は、
最終的には全て「収益化」に
つながるものでありたい。

note のための活動に囚われたくない

だが、最近はどうか。

スキやコメントをいただくのは
大変ありがたいし 嬉しいが、
そのお返しに時間を割き過ぎて
疲れ気味の自分がいる。

ありがたい コングラボードや
記事紹介の通知についての報告ばかりになり、
肝心の収益化に繋げるための
記事が書けていない。

皆さんの記事を読んで コメントするだけで
相当の時間をかけてしまっており、
記事を書くどころか インプットの時間すら
ままならない。

特に書評を書こうとする身にとっては、
インプットの時間が確保できないことは
そのまま アウトプットの
行き詰まりを意味する。

さらに先のことを考えると、
本を出すとなれば
またやることは増えるハズ。

仮に note での活動ペースを維持しつつ
執筆やインプットの時間を
確保しようとするなら、
家族との時間や仕事の時間、
あるいは睡眠時間のいずれかを
犠牲にしなければならないだろう。

果たして今の自分にとって、
その選択をすべきなのだろうか。
私の出した答えは「 No 」である。

何かを諦め、大事なことへ注力する

「収益化をする」ことと
note を「楽しむ」ことであれば、
私にとって優先すべきは前者である。

残念ながら今のペースのままでは、
目標まで完走できそうにない。

やはり勇気を出してペースを抑えるか。
(誰に許可を求めるわけじゃないのだが)

いくら楽しくても、
失速・リタイアで目標に届かないのでは
本末転倒である。

マラソンのスタートから自分ひとりだけ
100 m走の勢いで全力ダッシュすれば、
少しの間は1位で気分良くなれる。
だが それではゴールまで持たないし、
何よりマラソンの目的にはそぐわない。

収益化も 楽しむことも大事
note も 家庭も 仕事も大事

どれも大事に思えるが、
本当に大事なものを見極めようと思う。

だから 今日から、少しばかり
note の活動に割く時間は控えめにする。

つぶやき だけの日は増えるかもしれない。
読む記事やコメントをする数は
減るかもしれない。

それでも、楽しく無理が祟らない範囲で
日々 note と向き合っていきたい。

負けない事・投げ出さない事・
逃げ出さない事・信じぬく事
駄目になりそうな時 それが一番大事

あなたにとって、何が一番大事?

お読みいただき、ありがとうございました。


今日のオススメ(勝手に紹介)

※ 勝手に紹介しているので、
 迷惑だったら ご連絡ください。

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