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そこにある価値

店に来て下さるお客様は癌経験者の方や闘病中の方もいらっしゃる

ご本人の頑張りが一番素晴らしく
食べ物にも気をつけていらっしゃる一人のお客様がご飯を食べに
月に一度か二度のオープン日に合わせて来て下さる

癌経験者の妻とのおしゃべりも
不安や辛さを吐き出し
心が安定出来る場所にもなれている
とのお話を伺うと大変有り難く感じる。

そんなひとりのお客様から年末に数値がいい方向に動いていると嬉しいご報告を頂いた

本当に嬉しくこのようなやり取りが出来るのも感謝しかない。

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料理の想いの根底

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気取ってるつもりは無く



癌や体調不良など体力的に遠くに行けない方に普段とは違う【特別さ】を体感して頂きたい。
(実際我が家でも闘病中は全く遠出などもってのほか出かける事も病院と自宅の往復くらいだった)

そんな方にも
心がキュンと踊るような

なんだか
ワクワクしてくるような

見た目からの感動を食事で提供したいとの思いがある

料理人として
培って来た様々な体験が
メニュー作りの根底となっている


その日にしか出会いない食材を合わせ
食べ合わせも考え

調理法も考え 

最後に
体に入った時にその食材がどうやって作用するかまで考える

栄養となり
または
エネルギーになり
または
体の毒出しとなる

本来の免疫が上がるよう
助けになるよう
考えてメニューを考えている

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仕入れからのこだわり

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安くいいものが買えるならいい。
しかし醤油や味噌、
または日本人なら使う だし 

これらに至る全てのものが

【化学調味料】となっている

戦前まで普通に天日塩だったお塩まで
…化学塩


大手なら工場で大量に良い製品しか作らなければいいのだが
あくまで1人の料理人。

醤油を探し

味噌を探し

大豆を探し

休みの合間を縫い現地に行き
味を確かめる

醤油も然り
味噌も然り
出汁も然り

出汁を作るには返しを作らなければならないそしてその返しは一月寝かせる

ドレッシング然り

大豆ディップソース然り

チーズ然り

遺伝子組み換え作物でない材料を使った物から作られた調味料を探すのは

本当に

苦労する

今の日本では調味料はほとんど全て化学調味料となってしまっており戦前まで天日塩だった塩まで化学塩

この弊害は
グルタミン酸ナトリウムの入った化学調味料が簡単に使われている事

体の栄養となるはずは無い

楽だからと言う理由で使う人が居るのは毎日料理を仕事にしている自分には
ものすごく分かる

しかしそうやって楽だからと言う理由で食事をないがしろにしていた我が家の家族は癌になった

せっかく無添加の調味料までこだわり

ほとんど全て手作りの料理を
こころ踊る体験として
お召し上がり頂けたら…との思いで

創作しお膳に仕立て上げて居る
そして

人に良いものと書いて【食】
この食べるという事を
五感で感じて頂きたいからだ



体が不健康になったり病気になると美味しくて栄養のあるものを誰でも食べたい

しかしそうなってから探そうにもウチが癌になった時すぐに見当たら無かった

当時
どちらかの外食に行き毎回同じメニューを食べたいと言うよりは
季節の変化に合わせた
旬の色々な物を食べたかったと妻は言う



料理と向き合って食べて頂きたいのは
思いやりの周波数を大切にしているからで
そのエネルギーは🟰誰かを守れる周波数だと信じている

誰かのためを思い思いやる心は
そのまた誰かを守る周波数やエネルギーとなっていく



*農薬まみれの輸入農産物と戦っている農家さんの思い
*道具一つを丁寧に作る鉄鋳物の魔法のフライパン職人の思い
*空間を作り上げる人
*大豆一つからこだわり幻の豆乳を作る職人*醸造アルコールなどを使わずに昔ながらの製法で作る醤油や味噌を守り続けて下さる先人

この良い守る周波数をキャッチできるのは
自分自らも同じ周波数になっていないと
気づかないし気づけない

様々な守る周波数の思いを
一つの料理として提供させて頂いている思いで居る

五感で召し上がって頂く事で
初めて食べた人に良いものとなって食となる事を信じて居る

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