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動物の世界は厳しい

テレビを見ていたら、群れを作って行動して、リーダーがいるチーターの特集がありました。
その群れを五年も追っていたドキュメンタリーです。
気の短いリーダー、チタオ(おしゃれな名前が付けられていましたが忘れました)は仲間が狩りに失敗すると叩いたり意地悪したり、あまり良いリーダーではないようです。
チタオはゲガをした事をきっかけに
リーダーではなくなり、新しいリーダーに変わりました。ゲガをしているから、狩にも参加できずに役に立たない。
チタオは仲間外れのような事もされたり、でもお腹が空くと鳴き声で食べ物と仲間をさがしていたりと、逃げ場のない切ない立場に落ちていました。
ナレーションが動物のチーター達を人間関係のように伝えるので、見ている私もだんだん心がザワザワし始めました。
チタオ、態度を改めるんだ!とつぶやいたり
ザワザワが止まりません。
小さい頃、アフリカの過酷な動物の生態をテレビで見ても、ここまで深く感じる事はなかったのですが、、、なんだか繊細なおばちゃんになってしまいました。

リーダーではなくなったけど、またのしあがろうと野望があるみたいで、群れに所属しているのに、ルール違反の行為らしいのですが新しい群れを作ろうとしたけど、失敗した場面もありました。ナレーションもリーダーでないとチタオは納得いかないようですと、、、、
(学生時代によくあった、ヒエラルキー上のグループから仲間外れされた子が下のグループに入れてもらったけどうまくいかない様子と重なりました) 

チタオはついに群れから離れ一人になりました。
一人でやっと仕留めた獲物をハイエナにとられたり、、、私の中ではチーター〉ハイエナだったのですが、ゲガをしているからでしょうか。
ハイエナに持って行かれました。お腹空いているだろうなぁ。

チタオの最期はどうやらライオンにやられたみたいで大きなゲガをして亡くなっていました。その姿はテレビに映っていましたが、
自分に正直に生きて、過酷な世界に生きたチタオの横たわっている姿は立派に見えました。

人間関係も大変だけど、動物の世界も厳しいですね。



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