読書日記『月の光 現代中国SFアンソロジー』(ケン・リュウ編、早川書房)
SFはあんまり読んだことないけれど、このアンソロジーはすごく面白かった!
SFって、こんなに多彩な作品があるんだな。私の心に寄り添うような、痛みを癒してくれるようなもの。
現代人が昔の中国にタイムスリップとか、始皇帝がゲーム大好きとか……え、こういう意図的な時代錯誤、めちゃ私好み。
かと思えば時代の流れに翻弄される人々に胸が痛くなったり。
ちょっとホラーっぽい作品は、衝撃的な展開……でも嫌いじゃない。
読む人によって解釈が大きく分かれそうな幻想的な作品は、読後も思索に耽りたく