見出し画像

宇宙兄弟に今更ハマる

 小学生ぶりに宇宙兄弟を読んでいます。
 あの頃の僕にはあの大人の葛藤や情熱がピンとこなかったからか、15巻ほど読んで、それっきり読んでいませんでした。
あと宇宙にもそこまで興味がなかったし…。

 しかし、大人になった今、宇宙兄弟を改めて読むと、グッとくる場面や言葉がたくさんあり、現在大ハマリしています。僕が小学生の頃も親子でアニメを見ている人の話をよく聞いたのですが、この漫画はオッサンにならないと本当の意味で楽しめないんだろうなと思います。多分。

 あの頃、日曜の朝にアニメを見ていた同世代には大人になった今、是非宇宙兄弟を読んでほしいなと思います。


 大人になった今、読んでいて気づいたことやグッときたことを記しておきます。


 まず、子どもの頃はムッタは「ダメなやつ」と思って、ある意味で親しみをもって漫画を読んでいました。しかし、大人になると、

「ムッタって割とエリートやん。」とか、

「ムッタって、なんやかんや周りから言われるけど努力できるし、結局仕事めっちゃできるタイプの人やん。」とか、

大人になった今、ムッタの能力の高さに気づき、びっくりしました。


 あと、宇宙兄弟を読んでいて、グッとくる言葉は各巻に1つずつくらいあるのですが、今日読んだところが特に自分の中でグッと来ました。

 それは、NEEMOの海底訓練の終盤でムッタが言った言葉でした。
名言まとめサイトなどではあまり載っていない言葉なのですが、今の自分に響いたので、引用しておきます。

「俺ら宇宙飛行士は、宇宙へ行ける代わりに…
誰かの願いに応えないと
科学とか、医学とか、天文学とか
学者たちの手足になることも大事な仕事だよな。


これがなぜ今の僕に響いたかは、
「来年、協力隊に参加する。」
と言えば何となくわかっていただけるのではないでしょうか?
ムッタたちは宇宙ですが、僕たちは海外です。(僕の場合はアフリカ。)


 僕たちは自ら望んで海外へ行かせてもらう立場です。企業の転勤のように人から命令されていくわけではありません。
協力隊を志望するきっかけの中には、ある種の「逃避」や「キャリアアップ」を狙ってということもあると思います。
(もちろん、僕の志望動機の何割かもそういったことが含まれています。)
しかし、僕たちは自ら望んで海外へ行かせていただく以上、派遣国の誰かや、日本の誰かの想いをのせて、海外へ飛び立ち、活動するのではないかなと考えました。






まぁ、こんなこと考えるのはまだまだ早すぎるんですけど…。




これからもグッと来た言葉は心のnoteに刻んでおきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?