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経験をもとにした言葉に救われる…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

最近、子どもが発熱しました。
朝、なんだか調子が悪そうに、ぐずぐずしながら起きてきた娘。熱を計ってみると36℃台。ちょっと疲れが出ちゃったのかなぁ…という感じでした。

そこから、さらに具合が悪そうになっていきました。熱は8時頃で37℃台、9時過ぎには39.7℃。途中から具合が悪いとずっと泣き続けて心配になり、慌てて病院に向かいました。

車の中では、朦朧とした表情で、寝そうに…。
「え?これ、大丈夫?熱が高すぎて異愛機を失いそうなの?」
焦って、病院に駆け込みました。診察を待つ間もなく続けながらも、ちょっと朦朧とした表情…。たまらずに看護師さんに聞いてみました。

「40℃近い熱があって、朦朧としているんですけど、これは大丈夫ですか?寝ても大丈夫ですか?」

「お父さんも心配だよね。大丈夫ですよ。朝から熱が出たのと、泣き続けたから体力を使っちゃって眠くなってるんです。寝かせてあげて大丈夫ですよ。この後、検査結果を先生から伝えてもらえるけど、薬を飲めば落ち着くから。」

不安で不安でたまらなかった気持ちが、一気に軽くなるのを感じました。

①不安な気持ちを受け止めてもらえた!

これだけでもだいぶ救われました。先が見えない不安を、一人では抱えきれずにいたところ、それを受け止める一言。これだけで全く気持ちが違いますよね。

②現状の把握とこの先の見通しをもたせてくれた!

医療の知識がない私には、その時の現状がどうなのか、この先どうなってしまうのかが見えません。看護師さんは、これまでの経験と知識を生かしてそれを見せてくれることで安心することができたんです。

先生は、「教育」の面で経験と知識を発揮できているか?

保護者が困った時、まさに今回のような看護師さんの役割が先生に求められます。まずは保護者の不安を受け止める。保護者のがんばりを認める。そして現状がどういう段階で、この先どんな見通しかを共有する。

そんな役割が大切なのだと思いました。それには、一緒に困るだけでなく、先の見通しをもてるだけの経験や知識が必要ですよね。本当に、先生の仕事も学んでも学んでも終わりがないけれども、やるしかないですね。

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