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なんのために習い事をするのかな?

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

娘がピアノを習っています。今年で小学校に入学し、それに合わせてピアノも次のステップに上がります。ここで選択を迫られたのは、コース。

小学生からは、2つのコースに分かれるそうです。
①グループレッスンを中心に、みんなで演奏するアンサンブルを楽しむコース

②アンサンブルに加えて、個人レッスンもして専門性を高めるコース

②のコースはレッスンの回数も増え、その分費用も上がりますが、その子の上達具合によって、できる子はどんどん進んでレベルアップできるところが魅力です。幸い、先生から「娘さんの進み具合からして、グループレッスンではちょっと物足りなそうだから、どんどん進める専門コースの方が、上達が速いし、いいと思いますよ。ぜひやってみませんか?」という声を掛けてもらいました。

それぞれのメリット、デメリット…

①のメリットは、時間的余裕と自信。レッスンは週一回で、進度もそれほど速くないので、時間的余裕があります。学校の勉強や遊びに使える時間を確保できる点はメリットです。それから、進度がゆっくりな分、練習もじっくりできて、自信をもって取り組むことができます。デメリットは、グループに合わせる分、個人にあった進度スピードではなくなってしまうところ。成長が遅くなってしまいます。

②のメリットは、なんといっても個人にあった進度スピードでどんどん成長できるところ。デメリットは、ピアノのレッスンやそれに向けた練習で勉強の時間や遊ぶ時間が削られること…。

決断のポイントは、習い事に何を求めるのか?

我が家が習い事に求めるものは、一流のピアニストになることではありません。我が家が習い事を通して娘に付けてほしいものは、「音楽を楽しむ心」「一生付き合えるかもしれない趣味としての可能性」「頑張ったらできるようになる自信」…。そんなものを身につけてほしいと思う一方で、習い事も選択肢の1つだと考えています。今しかできない勉強も大切だし、友だちと遊ぶことも大切。家族との時間も大切。いろんなチャンネルを通して、いろんなことを学んでほしい!そして、もしピアノを本格的にやりたいとなれば、そこがスタートライン!高校生からだって本人が本気にさえなれば、十分レベルアップすることはできると思っています。

それを踏まえて、我が家の決断は①!

ここは、各家庭で考え方が違うので、全く違う決断も尊重されるべきだなと思います。

ただ!先生という立場で見ていると、習い事をたくさん抱えて疲弊している子も多く見かけます。

各家庭で、「習い事を通して何を学ばせるか?」。ここ考えた上で、本当に子どもに必要なのか?もっとやらせるべきか?減らすべきか?今回の経験を通して、一度立ち止まって考えることも大切だなと感じました。

皆さんは、習い事を通して、どんなことを学んでほしいですか?どんな人になってほしいですか?聞かせていただけたら嬉しいです。



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