草むしりからも学ぶことがある
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
今日は町内会の春の大掃除。ついでに家の周りの草むしりをしました。草むしりをしたことがある人はわかると思いますが、「草」と一言で言っても、いろんな種類があリますよね。そして、それぞれに生き残り戦略があるんです!それを考えながら草むしりしていると面白くて仕方ありません。
種を飛ばす生き残り戦略!
草むしりをしていると、触っただけで種がピンピンと弾け飛ぶ草が…。タネツケバナと言うそうです。触っただけで種が弾け飛び、どんどんと生息域を広げていきます。
誰もが知っているたんぽぽ。これも綿毛で種を遠くまで飛ばして生息域を広げていきますよね。
地上で抜かれたとしても、地下茎を伸ばして繁殖する生き残り戦略!
スギナやカタバミが有名ですよね。地上をきれいに抜いたところで、すぐに生えてきて、全く歯が立ちません…。しかも、スギナに至っては、引っ張ると途中からちぎれやすいようになっていて、本丸の根までたどり着かせないようになっています。
トゲで触れられないようにする生き残り戦略!
アザミなんかは、軍手をしていても痛くて手を出せません…。
草によって生き残り戦術は様々。
先生の生き残り戦術は?
こう考えると、先生の生き残り戦術って、もっと多様性があっていいんじゃないかなと思います。
『強くて、面白くて、何でもできる』先生をみんな目指していないかな?
これは先生だけではないのかもしれません。みんながここを目指して、だけどそうはなれなくて苦しんで、悩んでいる…。
みんなもともと持っているものは違うのに…。それぞれに強みがあるのに…。でも、なんとなくみんなが思い描くスーパーヒーローみたいな存在になろうとして自分を自分自身でいじめてはいないでしょうか?
生き残り戦略はもっともっと多様性があっていい!もっと泥臭い生き残り戦略でもいい。自分の力を最大限に生かした、自分なりの生き残り戦略を突き詰めていったほうが幸せになれるのでは…?
そんなことを草むしりから学ばせてもらいました。
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