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成功パターンを共有する

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

最近、『奇跡の営業所(森川滋之)』を読んでいます。やっぱりストーリー形式で、しかも学べる本っていいですよね。この本は、営業の仕事についての本ですが、教育にも通じる学べるものがたくさんありました。

成功パターンを作り、全員で検討する!

 弱い営業チームのリーダーは、個人任せにし、結果だけを重視、アドバイスは「もっと客先に行け」、「もっと考えろ」などの精神論に終始します。  一方、強い営業チームのリーダーは、情報を共有し、成功パターンを作り、全員で検証します。

『奇跡の営業所』森川滋之

チームで情報を共有し、成功パターンを作り、全員で検証する…。これって、当たり前のようだけど、とても大切だなぁと思います。チーム内には、うまくいっている人もいれば、そうではない人もいる…。うまくいっている人の成功パターン、成功法則を共有し、チーム全体のものにできればそれはプラスでしかないですよね。

学校という組織、学年という組織で、成功パターンを全員で検証しているかな?

担任の仕事は、基本的にどうしても担任個人に任されがちですよね。学年でも、チームとして動こうとはしますが、どうしてもみんなクラスを抱え、授業を抱えているので、他のクラスを見る余裕はありません…。

方法は共有しているが…

よく共有されているのは、方法論。

掃除の仕方、係の組織の仕方、単元の流し方…どうやればいいかという方法にフォーカスした共有が多いように感じます。

本当に必要なのは、なぜそういう成功パターンにするかという思考パターン!

成功パターンを支える思考パターン。そこまでを共有して初めてみんなで使えるものになり、組織として強くなっていくのではないかと思います。そんな組織づくり意識した学年経営をしていきたいなと思いました。

これは学級経営にも使えるのかも?

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