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快適のために不快になれるか

快適のためには不快になれるか


当たり前なことですが、最初から何でもできる人はいない。


それが、コミュニケーションであったり、ビジネスであったり、YouTubeの動画編集でも同様です。


コミュニケーション力が高い人が不思議でたまらなかった。

なんで、こんなに自己肯定感が高いんだ。と。


でも、それは、その人の家に遊びに行った時に分かった。


親から承認されまくったから自己肯定感が高いんだなー、と。


つまり、彼らは承認されたという実績がある。


僕にも、コミュニケーションではないけれど、それに当てはまることがある。


承認されることがなかった前職を辞めて、個人に切り替えて、1人の力でここまで来ることができた。


それが成功体験になって、「1人でもここまで来ることができるんだなー」と、自信にも繋がった。


で、そこまで至るまでに、不快な場面はいくらでもあった。



まったく分からない分野を勉強する時。

未知なことを勉強する時。

文章がまともに書けない状態からYouTube台本を書くという作業。

話すことが苦手な中でのセミナー。

ZOOMをしてクライアントと話すとき。

カフェで朝の7時から23時まで作業をしたとき。

いつもは遅くまで寝ているのに、そこから朝早く起きるとき。



不快でしかない。

ワクワクもあるが、不快の方が大きい。

不安、恐怖、苦悩、怯えというものがあった。



でも、ここから逃げても成功できるわけがない。

成功という言葉はあまり好きではないが、自分の思い通りの人生を歩むことは難しい。



上手くいっている人は、こういう不快と戦いながら、やってきたんだなーと感じた。



僕は、割と大きな失敗をすることなく、ここまで来ることができたと思う。

文章を書くとなったら、YouTube台本業界の中でもトップレベルの実績があると思っている。


それでも、最初はの段階は不快だらけだった。


何も分からないし、何もできない。


行動力があるといったらないし、体力も20代前半と比べてかなり落ちた。


じゃ、俺にできることは?


プライドを捨てて、素直になるしかなかった。



だから、信頼と尊敬できる1人を見つけて、その人が言っていることを真似した。


その中で、1点集中ということをやっていった。


何かをするのも、1つに絞ってやる。


例えば、副業であれば、そればかりをする。

ビジネスであれば、それだけをする。


そこに、

・友達との誘い
・恋愛
・飲み会

などの関係ないことは一切捨てる。


これは、極端かもしれないが、あのYouTuberのヒカルさんも言っていたことだ。


逆に、これだけやらないと変わらないんだ。



僕は、公務員から個人でビジネスをするために、

・8年間築き上げたキャリア
・婚約していた彼女
・好きな服や家具

を千葉県に置いていき、車1台分の荷物だけ残して、実家の山形に帰った。



すべては、 自分が望んでいる人生にするために。



これは極端な例で、全員が全員できる可能性は低いが、そのおかげで3年間副業をしている人を僕はたった1年で売上・利益とも追い抜いた。


24時間、ずっとビジネスのことばかりを考えてきたからだ。


だから最初は、1点突破が大事というのを痛いほど経験している。


モチベーションというのは、ずっと高い状態をキープさせることは難しい。


決意して頑張っていたとしても、1ヶ月後にはあの決意ほど強くは感じない。



だからこそ、早めに成果を出す必要がある。

習慣化させる必要がある。

自分の中の当たり前にする必要がある。


これも、最初は不快しかなかった。


だが、戦った。

己との戦いだ。


28年間サボってきたのだから、やる以外に僕が安寧の地に取り立てる方法はなかったのだ。


別に、割と順調だった公務員のまま生きることもできた。


しかし、僕は、自分を客観的に見て、なんて魅力のない人間なんだろうと思わずにいられなかった。


だから、文章を書こうとした時に、何も言葉を思い浮かばない。

何も経験をしていないし、誇れるものなかったし、職場の人と呑みに行っても過去の話ばかり。

やりたいことが何もなかったから未来の話ができないんだ。


文句ばかり言って、影響力もない、発言力もない、行動もしていない。のに

「こいつはダメ。」「俺だったらこうする。」「こんなことやらなきゃいいのに。」

言いたいことだけは一丁前にある。


僕は羨ましい奴がたくさんいた。


なんでこいつは、こんなに人生を楽しんでいるんだろう。

こいつはこんなに頑張っているんだろう。


素直な感情を出せずに、そんな奴を見て

「こんなに頑張ってどうしたいの?」

と上から目線で言うことで、自分の尊厳が保たれると思っていた。


本当は、僕だって人生を楽しみたい。

頑張れることをやりたい。

成長できることに向かって進みたい。


そんな感情を無理やり閉じ込めていた。


残念な現実だが、世の中には運というものが存在する。


8年間も警察をやっていると、人の人生をたくさん見ることになる。

想像以上に「この世の中は自分が知らないことばかりだ」と思った。


貧乏な家庭で生まれる人もいれば、そうじゃない人もいる。

愛情たっぷりで育てられた超美人もいる。

DVしまくりの父親がいて、毎日が地獄の環境で育った人もいる。


生まれながらに人は不平等である。

でも、変わることは誰でも平等にできる。


警察官として働いていた時に、

両親に捨てられて里親に育てられた人が、中学を卒業した後に、1人で生きていくことを決意して、単身で東京に来て、鳶職で働いて、いまは独立して社長として会社を経営している。

という人に出会った。


この人は、何も分からない状態で仕事をすることになって、最初はめっちゃ怒られていたそうだった。


でも、俺にはこれしかない、ということで頑張った。


おそらく、最初は、不快だったと思う。


でも、いまでは、お金持ちになって快適になった。


不快のために快適ができるか。

これが本当に大事なことだ。


これができる人は、本当に魅力的な人だと僕は思う。


ここにパラドックスがあるが、今までこれといって快適な人生を歩んでいると、不快になった瞬間にきつくなる。

結局、不快の耐久がないから、すぐに諦めてしまう。


だから、若い時は苦労は買ってまでもしろというのはすごく共感できる。


もちろん、そこには快適のための不快である。


悲しいことに、不快のための不快をやっている人もいる。


例えば、

・バットの持つ手が逆のままに、素振りを1日千回やる
・とにかく案件を大量にやろう
・YouTubeチャンネルでチャンネル登録者数を増やすために炎上させる

正直、こんなをしても意味がないのだ。


文章も上手くなりたいからといって、とにかく書きまくることも違うなーと感じる。


・ちゃんと理論を理解してから文章を書きまくること
・何も理解していない状態から文章を書くこと

は全然違う。



だからこそ、正しい知識を身に付けて、正しい方向性に進む必要がある。



脱線しそうなので、この話は置いといて、

とにかく僕は、快適のために不快ができる人間が好きである。


そして、そういう人が放つ雰囲気や色気がたまらんです。


これまでそういう人に何人も会ってきた。


・最年少で地方警察から警察庁にいったエリート
・映像を10年以上やってるクリエイター
・年商100億を達成して、会社を売却をした人
・20歳でバック1個で世界一周をした人

直接会って話してみると、雰囲気がすごい。


「濃い人生を歩んでいるなー」と感じる。


その他にも、

・反町 隆史さん
・木村拓哉さん
・イチロー選手
・中田英寿さん

とかもすげーかっけぇと思う。


生き様が顔や雰囲気に溢れ出ている。


僕も不快から快適になる経験をたくさんして、こういう色気が溢れ出る人間になりたいものです。






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