ハンパな夢のひとカケラの大きさについて

車でラジオを聞いていたらCHEMISTRYの"PIECES OF A DREAM"が流れてきた。
学生の頃にMDウォークマンで繰り返し聴いた大好きな楽曲のひとつである。

(うろ覚えなので定かではないが、たしか耳の聞こえない女の子がクラブ?で馴れ馴れしく近づいてきたナンパ男を毅然として手話で拒否するMVだったような。)

歌詞の中にある「ハンパな夢のひとカケラが不意に誰かを傷つけていく」というフレーズの意味が当時よくわからないまま口ずさんでいた。

そういえばレベッカの"フレンズ"でもポケットのコインを集めて夢を数えているというフレーズがあったな。

失われた30年と揶揄される平成の夢はつつましくポケットサイズなのかもしれない。

帰宅後、"PIECES OF A DREAM"をネットで検索した。

なるほど。名曲である。
そして結成20年以上にも関わらず当時と変わらない2人の歌声に魅了された。

しかしそれ以上に僥倖だったのは関連動画として、あがっていた”キミがいる”という楽曲で

「昨日までの憂鬱は捨てて 変わらない明日を祈ろう」
「ありふれた道 ただどこまでも 続くことだけ 祈っている」

というフレーズに出会えたことである。

様々な経験を積み酸いも甘いも嚙み分けるようになったことで、見え透いた明日も悪くないよなと思えるようになってきた。

本も音楽も再読、再聴で新たな発見がある。

今日も皆様にとってよい一日でありますように。

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