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お気に入りのエッセイをまとめてみました。
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#仕事

心を込めて花束を

心を込めて花束を

昨日(2023/12/28)は仕事納めで午後から事務所内の清掃をした。

早く仕事を終わらせることは大事。
でも時間に余裕があれば丁寧な仕事を心がけたい。

日頃、快適に働かせていただいている感謝の想いを込めながら普段は掃除できない細かな箇所の汚れを拭き取る。

僕は会社の倉庫の先から見える田んぼと山の景色がお気に入りだ。

いつも倉庫で入荷品の検品をした後に遠くの山脈に視線をうつすと、ほっと安心

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すべてが僕の力になる

すべてが僕の力になる

君の声が力になる
君の笑顔が力になる
今までの僕はいつも
ひとりで生きていると思ってた
大きな声で叫んでみても
誰も振り向いてくれないと
思ってたんだ
許せない事があっても
テレビのニュースに怒っても
やりきれない心のモヤモヤも
全部ひっくるめて力にすればいい
君の声が聞きたいから
君の笑顔が見たいから
何もかもを抱きしめたら
それが僕の力になる

今までの僕はいつも
勇気を出すことを恐れてた

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みんな違うから、みんないい

みんな違うから、みんないい

僕にはできないことが沢山ある。

重たい荷物をてっぱで運べない。
夜間作業のために昼夜逆転した生活を続けることはできない。
大型トラックの運転もできない。
機械の解体作業もできない。
CADを使い詳細な図面を作成することもできない。
見積のための積算をすることもできない。
苦手な人に対しても朗らかな営業トークができない。
膨大なデータを集計し見やすいグラフを作ることもできない。
基板の設計、機械の

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残心の哲学

残心の哲学

失敗や失望に打ちのめされたプロスポーツ選手が、感情を吐き出すために自分の用具を壊すというシーンをテレビでよく見る。その情熱は賛美されることさえある。テニスの選手がラケットを壊したり、野球選手がバットを折ったり、ゴルファーがクラブを曲げたりする。一時的な感情の発散になるかもしれないが、武道家としてその行為は無礼としか思えない。用具を粗末に扱うことは、そのスポーツ、そしてアスリート自身への敬意が欠如し

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神様からひと言

神様からひと言

標題は荻原浩のサラリーマン小説のタイトルである。
仕事が面白くないなと感じている人に手にとって頂きたい一冊だ。

当初、読書録にしようと思ったが「お客様は神様です」という言葉に対し「では、神様のようなお客様とはどのような存在か?」を考えてみたくなったので、それを書くことにする。

以前の記事でクレームを言う「お客様」のことに触れた。

当社に落ち度があるのだからお怒りなのはごもっともであるが、

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