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ビリー・アイリッシュとお兄さん。ニューロダイバージェントであることに誇りを感じるな

ちょっと前の曲ですが、ビリー・アイリッシュの「Ocean Eyes」が好きな生徒がクラスにいて、リクエストがかかると教室でみんなで聴きます。クラスがわさわさしている時にかけるとスーッとリラックス状態に入れて、心の洗浄効果があるというか、水に浸かるような感覚があります。

彼女の存在は知っていましたが歌はほとんど知らず、これを聴いて彼女の才能っぷりに惚れました・・・ あまりに素敵な曲なので誰が作曲したのか調べてみたんですが、なんと彼女のお兄さんなんですね。そうしたら同僚が彼女の曲は全て彼によるものだと教えてくれて。何たる天才家族だ。

ちょっと前の彼女は上の写真のようなオーバーサイズのTシャツにバギーなパンツみたいなのが多く、ストリートの男の子っぽい雰囲気でしたよね。かと思ったら英ヴォーグのカバーで真逆ショットをしてみたり。こだわらない中性的な雰囲気が好きです。

彼女からはニューロダイバージェントっぽい何かを感じたのですが、前に紹介したこのヴォーグの記事も書いてありましたね。

2022年、TV「My Next Guest Needs No Introduction」でのデイヴィッド・レターマンとのインタビューで、歌手のビリー・アイリッシュは自身が11歳の時に制御不能で不要な発声や反復運動を引き起こす可能性のあるトゥレット症候群と診断されたことを明かした。

「私のチックを見て、みんな私が彼らを笑わせようと変な動作をしているんだと誤解されてきました。だからその度に心が傷つきました。今こうしてあなたと話していても、私がトゥレットだということに気づかないでしょう?でも、私は実は(症状を抑えているから)とても疲れているのです。不思議なことに演奏していたり、何かに夢中になっていたり、動き回っている時は症状が出ることがない。だから私はこの疾患をとても“興味深い”と思いますし、これについて話すのはとても嬉しいのです」

VOGUE Japan

コンディションは違えど、同じニューロダイバージェントとして親近感が湧くというか、誇りに思えます。

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