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鉄印帳の旅【第2弾】

第1弾として鹿島臨海鉄道、真岡鐵道と巡った鉄印帳ですが、その翌々日、天気は雨模様ではありましたが、一日時間が空いていたので再び出かけることにしました。

これまた、直前までわたらせ渓谷鐵道、野岩鉄道、会津鉄道と行くルートと迷いながら、つくばエクスプレスに乗りながら決めた行先は長野・新潟方面でした。上野駅へと向かい、北陸新幹線に飛び乗り、まずは軽井沢へと向かいました。

しなの鉄道

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しなの鉄道は長野新幹線の開業により第三セクターへの移管となった軽井沢-篠ノ井間のしなの鉄道線と、北陸新幹線金沢開業で移管された長野-妙高高原間の北しなの線からなります。鉄印の販売はしなの鉄道線が小諸、北しなの線が豊野となっています。

軽井沢から乗り込んだ列車は旧国鉄型115系。しなの鉄道線では、まだ多くの115系が走っていますが、乗ったのは第一次長野色と呼ばれるリバイバル塗装の車両でした。

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平日の昼間、しとしと雨が降る高原地帯の軽井沢は肌寒かったですが、電車の中は暖かく、のんびりと歩を進めます。到着したのは小諸駅。ここで鉄印をもらいます。

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小諸から再びしなの鉄道に乗って北上します。坂城を過ぎると、雨で霞みながらも、ピラミッド伝説のある岩井堂山のきれいな三角錐が見えました。

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長野で列車を乗り換えて北しなの線へ。妙高高原でえちごトキめき鉄道に乗り換えます。

えちごトキめき鉄道

このえちごトキめき鉄道も、北陸新幹線金沢開業により移管された第三セクター鉄道です。旧信越本線の妙高高原-直江津間を結ぶ妙高はねうまラインと、旧北陸本線の直江津-市振間を結ぶ日本海ひすいラインの2路線からなっています。元いすみ鉄道社長の鳥塚亮氏が社長に就任して注目された路線でもあります。鉄印の販売は直江津駅と糸魚川駅となっています。

妙高高原からは坂を駆け降りるように列車は軽快に走ります。二本木駅のスイッチバックを体験し、旧城下町の高田を抜けていきます。高田には何年か前に出張で来ましたが、雁木という庇のある商店街が魅力的な城下町。

そこを抜けて着いた直江津駅は国鉄時代そのままの大きな駅。新幹線のルートからも外れ、今では長大編成の列車は発着しませんが、長大ホームに広い構内は風情があります。ここで北越急行に乗り換えます。

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北越急行

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北越急行は、北越北線として開業し、北陸新幹線金沢開業までは、金沢への速達列車が多く運転されていた路線。今では特急は走らなくなりましたが、今でも踏切はなく、かなりのスピードでかっ飛ばしていきます。

越後妻有トリエンナーレのラッピング車両に乗り込み、向かう先は鉄印販売駅の十日町駅。JR飯山線も発着していますが、北越急行の方が大きくて立派な駅舎です。

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ここの鉄印は何と手書きでした。ちょっと感動です。

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ここで遅めのお昼ご飯を食べて、帰路につきます。十日町駅の高架ホームからは雨に煙る古い街並みが見えました。

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ずっと雨が降っていて、肌寒かったのですが、帰りの列車は帰宅の高校生でいっぱい。列車内は暖かく、大満足で鉄印帳の旅を終えました。

しばらくは鉄印集めの旅も厳しそうですが、また時間を見つけて出かけていきたいと思います。

(掲載写真はすべて筆者撮影)

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