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【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅第22弾(水戸・偕楽園⇒長野・善光寺)

シリーズでお送りしている「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を今のダイヤで行ってみたらどうなるかの検証、今回は第22弾をお送りします。

第22弾の放映は2016年の1月。マドンナはバス旅史上最年少マドンナだった南明奈さん。明るく、なんといっても若かったですね。総じて歩きが多い回でしたが、よく頑張っている印象を受けました。一方の蛭子さんは日に日に疲れがたまっていって、最後の方はヘロヘロでした。

第22弾の実際ルート

一日目
偕楽園-(関東鉄道)-水戸駅-(関東鉄道石岡線)-石岡駅-(関鉄グリーンバス石岡・土浦線)-土浦一高-(関鉄パープルバス下妻・土浦線)-下妻駅-(徒歩)-菅谷-(茨城急行自動車)-古河駅東口
二日目
古河駅-(徒歩)-中妻-(小山市コミュニティバス間々田東西線)-間々田駅西口-(小山市コミュニティバス間々田線)-小山駅西口-(小山市コミュニティバス思川線)-小山西高校-(徒歩)-栃木駅-(栃木市コミュニティバス10系統岩舟線)-道の駅みかも-(徒歩)-佐野新都市バスターミナル-(関東自動車佐野新都市線)-佐野駅-(関東自動車佐野新都市線)-佐野厄除け大師-(関東自動車佐野新都市線)-佐野駅
三日目
佐野駅-(佐野市営バス基幹線)-田沼庁舎-(佐野市営バス飛駒線)-根古屋森林公園-(佐野市営バス足利線)-やすらぎハウス-(足利市生活路線バス31系統)-アピタ-(足利市生活路線バス)-山前駅-(徒歩)-太田駅-(太田市コミュニティバス3系統新田線)-新田暁高校-(伊勢崎市コミュニティバス東西シャトルバス)-伊勢崎駅南口-(群馬中央バス)-県立女子大前-(群馬中央バス)-田町-(群馬バス)-安中市役所(磯部温泉に宿泊)
四日目
安中市役所-(群馬バス)-松井田支所-(徒歩)-横川駅-(JRバス関東碓氷線)-軽井沢駅-(西武高原バス)-軽井沢病院-(千曲バス西コース)-追分入口-(徒歩)-御代田駅-(千曲バス)-岩村田-(千曲バス)-小諸駅-(千曲バス)-上田駅

気になったのは2日目と3日目の停滞。1日目の夜の古河での聞き込みでうまく聞き出せなかったのもありますが、西へ向かうのになぜか北上してしまい、小山、佐野、3日目に足利からようやく太田、伊勢崎へと抜けていきましたが、最終的に長野の遥か手前、上田で断念となってしまいました。
冬の回は失敗が多いのですが、この第22弾以降、Zシリーズに移行してからも、結局、冬の回は一度も成功がありません。

2023年のダイヤ検証

1日目
偕楽園入口829→関鉄グリーンバス・小川線→930茨城空港1015→関鉄グリーンバス・茨城空港連絡バス→1050石岡駅1235→関鉄グリーンバス・石岡土浦線→1325土浦駅1350→関東鉄道→1417つくばセンター1455→関鉄パープルバス・71系統→1552下妻駅→(徒歩7.6km・2時間)→八千代町役場1839→茨急バス→1926古河駅西口

水戸から石岡に直行するバスは、今は朝6時台の後は13時台までなく、絶望的に本数が少ないので、茨城空港を経由して石岡へと向かう。土浦から下妻へも長時間の待ちが発生するので、つくばを経由して向かいます。何とかこの日のうちに、実際ルートと同じく古河に到達することができます。

2日目
古河駅→(徒歩2.4km・40分)→新古河駅700→かぞ絆号・シャトルバス→720柳生駅→(徒歩3.0km・45分)→板倉東洋大前駅西口845→つつじ観光バス・館林板倉線→924館林駅東口/西口947→つつじ観光バス・館林千代田線→1033千代田町役場1155→矢島タクシー・大泉千代田線→1240太田駅南口/北口1253→太田市営バス・新田線→1331新田暁高校1335→あおぞら・東西シャトルバス→1359伊勢崎駅1650→群馬中央バス→1720県立女子大学1810→群馬中央バス・17高崎玉村線→1840田町1858→群馬バス・16高崎安中線→1940安中市役所

実際ルートでは、1日目の夜に聞き込みした結果、小山市のコミュニティバスの情報をつかみ、北上してしまって、結果として迷走状態に突入してしまいました。たらればではありますが、目的地は西にありますので、西へ西へと向かうことを考えられらば違ったルートが編み出せたかも知れません。一応、西の新古河駅(ただし所在地は埼玉県の旧北川辺町)からは東武伊勢崎線沿いに柳生を経由するバスが出ており、そこから再び歩くと、群馬県東端の町、板倉町にある板倉東洋大駅前にたどり着けます。最初から板倉町を目指して歩くと8㎞くらい。朝方出て2時間くらいで群馬県に入れます。Zチームならそうしたかも知れないですね。そこからは歩くことなく、館林、太田を通って、この日は実際ルートで一行が3日目にたどり着いた安中まで一気に行くことができます。宿泊は実際ルートで県立女子大学の教授から教えてもらった磯部温泉に泊まるのもいいでしょう。

3日目
安中市役所718→安中市乗合バス→745西松井田駅→(徒歩5.6km・90分)→横川駅1005→JRバス関東・碓氷線→1039軽井沢駅1140→西武観光バス・軽井沢町内循環バス・東・南廻り線→1158中軽井沢駅1321→千曲バス・軽井沢町内循環バス・西コース→1343追分入口→(徒歩9.5km・2時間半)→岩村田1705→千曲バス・中仙道線→1755芦田1758→東信観光バス・中仙道線→1825大屋駅前1831→千曲バス・鹿教湯線→1850上田駅前

3日目は実際ルートで4日目に一行がたどったルートを進みますが、御代田駅から出ているバスが朝1本しかなくなっており、また、岩村田から直接上田へと抜けるバスも廃止されてしまったので、立科町の芦田、大屋駅前で乗り継いで上田へと向かいます。

4日目
上田駅前820→上田バス・医療センター線→828信州上田医療センター849→坂城町循環バス・南回り→947坂城駅→(徒歩2.8km・40分)→磯部ミニ公園1148→千曲市内循環バス・五加戸倉線(さざなみ号)→1237戸倉駅1403→千曲市内循環バス・大循環線(ちくま号)→1448屋代駅1615→長電バス・屋代須坂線→1648松代駅1710→アルピコ交通・30系統・松代線→1749長野駅1800→アルピコ交通・70系統・戸隠線→1807善光寺大門

以前ご紹介した第18弾(御殿場→直江津)の3日目のルートと被りますが、この日は途中歩きを挟み、またやや乗り継ぎが悪いものの、18時過ぎには善光寺に到達することができます。

まとめ

このように、しっかり4日目に長野・善光寺に到達することができました。やはり肝は2日目の迷走。県境の街・古河で情報を聞き出すのはかなりの困難だったことでしょう。この記事では新古河駅のバスをご紹介しましたが、それも結果論です。聞き込みだけで、自分でスマホなどで調べることを禁止されているバス旅ならではの、迷走劇だったということかも知れません。

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これまでの「現在のダイヤで行ってみたら」検証シリーズをマガジンにまとめております。こちらもどうぞご覧ください。

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