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Stable Diffusion WebUI Forge の内部機能をご紹介(2)HyperTile編

Stable Diffusion WebUI Forge、すごいですね。旋風が巻き起こっております。特徴として「速い」とか色々とありますが、私が注目したのは内部機能です。かなりの数の機能が入っています。

インストール方法とか他の方々がすでに沢山ご紹介されているので、今回はその内部機能について説明していきましょう。

※サンプラーにRestartLabを使用しています。RestartLabの収束させる方向、今回ご説明する内部機能を用いて拡散させる方向を使って調整することで面白い画作りができると思いますので、オススメです!!

この記事は公開から1週間で一般公開されます。

設定

検証前に、最初の生成設定をご紹介します。

基本設定

モデルは、BlazingDrive_V14cです。
プロンプトの全体強調とかやっちゃってます。

基本

HiperTile

設定項目

TileSize

TileSize

小さいほどホンワカします。512以上はほぼ同じですね。タイル化のサイズなので、生成設定が横512だからかと思います。
ここの設定は96として以下の項目を調べます。

Swap Size

SwapSize

カキコミ量が小さいと少なく、大きいと多くなりそうです。
これは、TileSizeによって、最大値が変わりそうです。(TileSizeが小さいほど、最大値があがります)
96のときは7くらいからほぼ変わりません。
7で次の項目を試してみます。

Max Depth

MaxDepth

大きいと崩壊します。Adetailerなしでは顔も溶けます。
変えても1くらいでしょうか。他の数値によっては変わるかもしれません。

ScaleDepth

今回の設定では効果はよくわかりませんでした。

まとめ

ということで、今回のわたしの設定としてはこんな感じにしてみました。

今回も、いい意味でStableDiffusionらしくない面白いものが生成できました!
ついでに前回のFreeUの設定をONにしてみましょう!

明日は、Kohya HRFixの設定ですよ!

追記

そういえば、タイルサイズによって色がちょっと変になります。
(上の例でいうと、肘のところあたりで服と背景に色が入ってますが、それより上と下とでカラーがずれるような感じです。
これ、タイルサイズが画像の半分から1/4くらいで再現しちゃいますので、タイルサイズを小さめにするとか、気にしない、そういうものだと諦めるなどの対応が必要です。

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