見出し画像

キャリーケース

 バスガイドである妻のキャリーケースは寿命約1~2年である。仕事中にバスの中の荷物置き場の中で揺られて、底を擦ってボロボロになってしまう。高くていい奴だったら、もっと寿命が延びるかもしれないが、安物買いの我が家のケチさは、どうしても高いキャリーケースには及び腰になる。
 年頭にバスガイドは引退しますと宣言しておきながら、都はるみが如く、結局また今年も5月下旬からバスに乗ることになり、新しいキャリーケースを買うことになった。古いキャリーケースはボロボロだったが、使えそうだったので、僕が貰ってトルコへ持っていくことにした。
 海外旅行用にはでかいキャリーケースが1つあるのだが、でかくて重たいのが難点だ。妻のキャリーケースなら機内持ち込みOKだ。でもそんな小さな2泊用くらいのキャリーケースで2週間分の衣料品とか入るのか、という心配をして下さる方がいるかもしれないが、心配ない。冬ならともかく夏なので大丈夫なのである。勿論もう1つ、バックパックを担いでいく所存ではあるが。
 まだ1ヶ月もあるのに、新しいおもちゃを買って貰った子供のように、ボロボロのスーツケースとバックパックに旅行に持って行くモノを詰め込んでいく。下着類はまだ入れられないが、トップスとボトムスはいっぱい有るので、入れられる。兎にも角にもトルコ旅行、楽しみである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?