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備えあれば憂いなし

 昨日の夜中、もう一昨日か。23時14分。我が家は震度3。揺れで目が覚めた。断捨離してるので、特に落ちてくるものなどないが、滅多に地震の来ない小倉なので、久しぶりの経験だった。愛媛と高知が震度6。震源地は豊後水道、深さ39キロ。
 ホームセンターに勤めていた頃、だいたいどこかで地震が起きた次の日、いつもは見向きもされない防災グッズが売れる。天井と箪笥や本棚を突っ張らせて、地震の時、倒れないようにする道具が1番人気だ。いつもは売れる商品ではないので、在庫は各4個程度しか置いていない。ゆえにあっという間に売り切れてしまう。バイヤーが忙しく商品の手配をする。商品が届いた頃は、もうブームは収まっていたりする。
 地震から明けた朝、ホームセンターに買い物に来るお客さんと同じ心理なのだろう、妻が防災の準備をしなければならないと訴えた。来年の7月5日に大津波が起こる予言を信じているのだ。僕も同意はするが、さてどうしよう。カセットコンロとボンベは必要だろう。そして何より備蓄可能な食料と水である。水はドラッグストアコスモスが安いので、そこから買えばいい。ただし重いので、1本ずつ買ってくることになろう。食料は乾パンをインターネットで缶入りの5年消費期限のあるやつを注文した。カセットコンロ類はMrMaxあたりで調達するか。米は来年6月になって注文すればいい。あとは何がいる。電池もある程度確保はしているし、電池式のランタンもある。
 インフラが復旧するまで、もしくは救助の食料や水を供給しにやってくるまで1週間は自給できるようにしなければならぬであろう。
 2025年7月5日午前4時18分。予言の日時だ。まさかここまで津波は押し寄せてはこないとは思うのだけどね。備えあれば憂いなし。
 
 

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