ゆるゆる行政書士合格体験記

「時間が足りない社会人・主婦など」の方が、僕のように"ゆるゆる”と独学で勉強しても、行政書士試験に合格できたことを参考にしてもらえればという思いで、このブログを書きました。そのため、最短で行政書士試験に合格するためのブログではありません。


費やした期間

勉強時間:400〜500時間

平日の朝:30分〜1時間(しんどい時はやりません)
土日:2時間(合格年の最後の半年のみ)

おおよそ勉強時間が200時間を超えた頃から、ようやく理解が深まり試験対策が取れるようになったので、最初にどんなに意味が分からず挫けそうになっても、とりあえず200時間の勉強時間を目指しましょう。
ちなみに僕は最後の半年で200時間程度の勉強をしました。

勉強期間:3〜4年

仕事をしていたり、家事や育児をしていたりと時間が不足している方も多いと思います。一方で、1年で600〜1,000時間の勉強時間を確保できてしまう超人的な方も中にはいらっしゃいます。それでも焦らずに、上述のように例え1日当たりの勉強時間は少なくても、3〜4年も勉強すれば、確実に合格に必要な勉強時間を確保できます。

使用テキスト・アプリ

・うかる! 行政書士 総合テキスト 2024年度版

まずはこのテキストで基本を学びましょう!
基本はこのテキストを何周もグルグルと回していくことです。
最初は覚えることが大変だと思うので、何周もして理解が出来てから細かい箇所も覚えるようにします。

○✖️が書いてある一覧表があるのですが、過去問を解いた時に必要だと感じた部分だけを覚えることが先決です。細部まで試験に出ると言えば出るのですが、出ないことの方が圧倒的に多いので、心折れることなく必要に応じて覚えていくというスタンスが大切です。

・試験にデル判例 2020-2021年版 Kindle版

今は最新版がないのですが、これが一番分かりやすく効率が良いと思います。これも基本テキストとして何周もグルグルと回していきましょう。

最初は判決の結果を覚えれば良いですが、試験には穴埋めや記述問題として出題される場合があるので、慣れてきたら色付きの部分を目に焼き付けるつもりで読み、判決に至る理由も覚えていきましょう。

・みんなが欲しかった! 行政書士の判例集 2024年度 [行政書士の教科書に準拠](TAC出版)

これは最新の判例も載っているので、時間がなければ判例の結果を覚えるのみで良いかなと感じました。重要判例は上述の総合テキストと判例集に載っていますので、補足的感覚でこのテキストは使いました。

・みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集 2024年度 [多肢選択式問題も収録!](TAC出版)

記述式の問題に慣れるために、難易度も含めて最適です。同じ問題が試験に出ることは無いかもしれませんが、どういった観点でテキストの内容を覚える必要があるかを学べます。本当は問題をしっかり解き理解を深めていくことが重要なのですが、僕はめんどくさがりなので、とりあえず問題と答えを何周も読みコツを掴みました。
多肢選択式の問題も付いているので、判例集で覚えるべきポイントも掴めます。

・みんなが欲しかった! 行政書士の5年過去問題集 2023年度 [解説には正解率つき!合格に必要なレベルが一目瞭然!](TAC出版)

2024年度版はまだ出版されていないようですが、2024年分は一般財団法人 行政書士試験研究センターのホームページから閲覧可能です。最新の過去問は残しておいて、試験日の半年前にやってみて自分に不足していることの整理をした方が良いと思います。

過去の試験問題と正解(一般財団法人行政書士試験研究センターHP)

・アプリ:行政書士 過去問 2023
隙間時間に、この過去問を解いて問題と解答を目に焼き付けましょう。
間違えやすい問題だけを選別して解くことも可能で便利です。2024年版にも恐らく自動でアップデートされます。

・その他
必須ではないですが理解を深めるために3周ほど読んでみたテキスト達です。総合テキストでギブアップしそうになった場合、まずはこちらを読んでみましょう。

・国家試験受験のためのよくわかる憲法
・国家試験受験のためのよくわかる行政法
・民法がわかった

反省

記述式問題は下に書いた点数変遷の通り、対策してもあまり点数を伸ばせませんでした。あまり記述に固執せずに、他の問題を確実に正解できるように注力した方が結果的に良かったです。そこで身に付いた力は記述式にも活かせるはずです。

・記述式の点数変遷
1回目受験:18点(ノー対策)
2回目受験 :8点(記述式テキスト5回程周回)
3回目受験:26点(記述式テキストの内容完璧)

まとめ

①うかる! 行政書士 総合テキスト、「試験にデル判例」を何周もする。

②とりあえず勉強時間200時間を目指す。

③最新の過去問は残し、試験の半年前に対策不足を確認するために使う。

以上、最後まで長文を読んでいただきありがとうございました!
皆様の合格をお祈りしております!

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