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【エッセイ】主婦が毎月こづかいをもらっている話



『こづかい』という言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろうか。


昔、親からこづかいを貰っていた人が多数派だったと思う。

では、大人になってから今、誰かにこづかいを貰っている人はいるだろうか。

大半はいないだろうが、私は今でもこづかいを貰っている、『こづかい主婦』である。


■こづかい生活の始まりの話

私は結婚しているが子どもがいないので、夫とふたりで暮らしている。

なので、夫からこづかいを貰うことになっている。

なぜ、地獄のこづかい生活が始まったかというと、私の『クレジットカードの使いすぎ』が原因なのである。


1年前ぐらい、クレジットカードを10万近く勝手に使ってしまったことがバレてしまい、カード類を全部取り上げられてしまった。

(給料が入る口座のカードも全て取り上げられた)


金遣いの荒さからこづかい生活になってしまったが、以前からお金の使い方をどうにかしなくてはいけないと思っていた。


一人暮らしをしていたときには、クレジットカードの限度額『30万』まで使ってしまったり、挙句の果てには、『リボ払い』『キャッシング』にまで手を出したこともあった。

(今は全て返済済み)

幸いにもまだ支払える金額だったため、全て返済できたが、これが何百万円と『借金』していたらと考えると、ゾッとする。


■こづかい生活の辛いところ

こんな嫁をもった夫には頭が上がらないが、こづかい生活には辛いことがたくさんある。

バイトに行ったり家事をしたりで毎日が大変だ。
頑張っているのだから、自由に使えるお金が欲しいと思ってしまうのが人間の性だ。


まず辛いことは、『自由にお金を使うことができない』ことだ。

当たり前だが、こづかい以上の物を買おうと思ったら、夫に相談しなくてはならない。

相談したとしても、大抵は却下される。

iPad Proなどのデジタルでイラストを描く道具が欲しいのだが、こづかい生活なので仕方がない。

(Myノートパソコンがあるのだが、もう10年ぐらい使っているのでスペック不足なのだ。)


もう1つ辛いことは、『趣味が制限されてしまう』ことだ。

毎月2万ぐらいのお金で生活しているので、趣味にかけるお金を考えなくてはならない。

今の趣味の『ドール』は、着せかえ用のドールのお洋服が人間と同じぐらいの値段で売っていたりする。

(ましてや、人間のお洋服より高い)

どのお洋服を買うのかよく吟味する必要がある。

お金のことを考えながらする趣味は、味気がないものだ。


■こづかい生活の楽しいところ

辛そうなこづかい生活だが、楽しいところも見つけた。

1つ目は、『使えるお金を制限されることにより、ゲーム性が生まれる』だ。

月末、こづかいが余ると夫に勝ったような気持ちになる。

こづかいを使わなさすぎも精神的に良くないことが分かったので、毎月どれだけ有意義にお金を使うかを、ゲームのように考えるようになった。


2つ目は、『少ないお金で楽しめる趣味』を知ることができた。

少ないお金で楽しめる趣味は結構あるものだ。

『お金がかからない趣味ソムリエ』の資格があれば、きっと資格を取れるに違いない。

こうしてnoteを気ままに書くのも、お金がかからない趣味の1つだ。

お金をかけずに色々やってみると、楽しい趣味が見つかるかもしれない。

『お金がかからない趣味ソムリエ』として、noteに投稿したいですね。


■こづかい値上げの歴

夫も鬼ではないみたいなので、こづかいを少しずつ値上げしてくれている。

自由なお金が増えると嬉しい


■こづかいの使い道

貴重なこづかいを毎月何に使っているかというと、お酒とつまみ、パンやお菓子、コーヒーなどの飲食代。趣味の雑貨やドール用品。あとはカフェ代などだ。

(お金の使い方は昔から下手だと思う)


■こづかい生活の今後

今、販売中の私が作ったドール用のアクセサリー

今後、何か作って販売したりすることなどをやっていきたいので、お金を増やす『投資』に使いたいと思っている。

趣味のドールやイラストを描くことにも使っていきたい。


■さいごに

これが私のこづかい生活の実態である。

お金を使いすぎてしまう人や、貯金をしたい人はこづかい生活をしてみるのがオススメである。

『おこづかいねこ』のイラストは私が描きました


ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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(挿絵の一部は『いらすとや』さんからお借りしました!)


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