大江牡丹

アイドルについて思ったことや、読んだ本や展覧会の感想を気が向いた時に書こうと思います。

大江牡丹

アイドルについて思ったことや、読んだ本や展覧会の感想を気が向いた時に書こうと思います。

最近の記事

春画ブーム再び?〜「銀座の小さな春画展」感想〜

先日「銀座の小さな春画展」を見に行った。 自分と春画の出会いは、大ファンである時代劇「必殺シリーズ」のメインキャラクターである藤田まこと演じる中村主水が春画のコレクターだった事からだ。 主水は劇中でコレクションとして楽しむ傍ら、上司にこっそりと差し上げたり、自宅の間借り人の同じ趣味の女性と交換したりしていた。 劇中のそんな様子を見ていて、実際に見てみたいと兼ねてから思っていたのだが、永青文庫で「春画展」が開かれて、そこで念願叶って春画を初めて鑑賞した。(8年前というのが

    • 展覧会感想(2023 10/18)

      普段はアイドル(主に日向坂)の事を書いているが、今回からは展覧会の感想も備忘録がてらまとめていこうと思ってる。(寧ろメインの趣味はこっちなので。) 1.「江戸時代の美術 -軽みの誕生」(出光美術館) 「つまらない」というとネガティブな印象があるが江戸時代では物事を理詰めでいいつくしてない、余白や余情があるものとして評価されてたようである。(出光美術館のホームページより) 試しに古語辞典で引いてみると なるほど絵画表現においては余裕がなかったり、遊びがないのは好まれないの

    春画ブーム再び?〜「銀座の小さな春画展」感想〜