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#447 雑誌論⑥|週刊少年ジャンプ

本日はみんな大好き、週刊少年ジャンプについて語りましょう。

以前に「月刊」に関しては紹介しましたが、やはり週刊と月刊は読者数、発行部数、そして人気が桁違いでしたし、小学校時代僕らの共通のワードはジャンプであり、もうみんな読んでいる前提で会話してましたね。




週刊少年ジャンプとは

1968年に「少年ジャンプ」として隔週で発売され、1969年10月に今の週刊スタイルになったのがその歴史です。
かつては後発として、マガジンとかに追いつけ追い越せだったようですが、71年にあっさり抜いてしまい、そこからは「友情・努力・勝利」という非常に分かりやすい方程式と、アンケート至上主義という漫画家殺しの手法でグイグイ頭角を現し、1994年12月の1995年3・4号(スラムダンクがカラーの会回)で653万部という鬼のような記録をマーク。これは未だに破られていない記憶なのですが、ピークはこの頃でした。

「ドラゴンボール」「スラムダンク」の連載が相次いで終了し、そしてまさにこの頃黄金期を迎えていたマガジンに1997年から2002年までは抜かれ、2002年に再度抜き返すのですが、まさに「しのぎを削る」感じでよきライバルとしてデッドヒートを繰り広げている感じですね。

そんな感じで2023年現在も小中学生を中心に愛されている、そんな漫画雑誌ですね。


週刊少年ジャンプとの出会い

それまでも友達とかの家で読んでいましたが、自分が買うようになたのは小学4年生くらいからと記憶しています。
当時は「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」「幽遊白書」「ろくでなしBLUES」などがブイブイ言わせており、「BØY」「ぬ~べ~」「ラッキーマン」ですら、1.5~2軍という選手層の厚さでして、マジでみんな読んでましたね。
今のように娯楽や情報が多い時代では無かったので、毎週更新されるジャンプの漫画が本当に色とりどりで非常に魅力的でした。

ろくでなしBLUESが終わったタイミングで買うのを辞めて、マガジンに移籍しましたね。その頃は確実にマガジンの方が面白かったんで・・・

そんなジャンプの思いである作品を紹介しようと思いましたが、
ベスト10では足りなかったので、20用意しました。
そしてほとんどが漫画論で語ってしまっているので、コンパクトに説明しましょう。


週刊少年ジャンプの大好きな漫画BEST20

20位 こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)

もはや説明不要の国民的漫画ですね。
主人公が警察という仕事の中年にするのは小中学生をペルソナとするジャンプではかなり異質だったと思われますが、その設定がハマったが故に、ここまで世代を超えて愛される作品になったのでしょう。


19位 暗闇をぶっとばせ!

懐かしい!これすごく好きで単行本持ってました(全2巻)
手にタランチュラの入れ墨を入れた「七瀬」が悪いんですよ笑
あまりオチ覚えてないですが、ジャンプらしくないサスペンスでしたね。ちなみに主人公の名前は壬生隼人です。


18位 I''s

I’’sも本当に面白かったですね。
大学の頃にBOOK OFFで全巻揃えてしまったのですが、みんな僕の家で読んでましたからね笑
世代的には「D.N.A2」がダイレクトで、I''sが始まった時にはもうジャンプは買ってなかったですが、この漫画は青春ですね。


17位 ジャングルの王者・ターちゃん

この漫画は10歳くらいの僕には早すぎました笑
下ネタは基本的にこの漫画で覚えたような記憶がありますね。
とにかくアホな漫画で、この漫画の目的とかストーリーは覚えてないんですが、断片的に覚えてます。
アナべべの部族の言葉とか、マジでクソですけど本当に笑いましたね笑


16位 レベルE

これもリアルタイムで本当に衝撃的でした。
多分富樫先生で一番僕が好きなのはこのレベルEだと思っているので、この続編を書いて欲しいですね。HUNTER×HUNTERはもういいんで笑


15位 超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田

そしてつい先日紹介したこの漫画も外せないですね。マジで大好きでした。
サッカー興味ないやつもこの漫画は好きだったりしたので、影響力の強さが伺えます。
にわのまこと先生では、BOMBER GIRLとかがドンズバの世代で、真島くんはちょっと後の世代ですね。


14位 ダイの大冒険

そしてドラクエ世代として、この漫画も外せないですね。
この漫画はもはやポップが主人公の漫画とも言われていますが、まさにその通り。ドラクエをベースにしつつも独自の解釈やルールを入れて、更にはバーンが強すぎる辺りとかも非常に良かったですね。


13位 ジョジョの奇妙な冒険

そして世代を超えて愛されているのはこの漫画ですね。
リアルタイムでは第四部でしたが、僕は第二部が一番好きです。
世の中にジョジョ好きが多すぎて、そうしたフリーク達には勝てないのですが・・・第二部だったら互角に話せる自信あります笑


12位 幕張

幕張も早々センセーショナルでした。
ターちゃんで覚えた下ネタを、この漫画で補完した感じがします。
序盤は普通に身近な世界で面白いんですが、日本大会あたりからクソ漫画と化し、最後なんてマジでクソでしたね笑
この後にマガジンに移っての「泣くようぐいす」「代表人」もすげー好きでした。


11位 北斗の拳

北斗の拳に関しても別途漫画論で語りたい限りですが、とにかくこの漫画からは色々教わりましたね。
第二部はどう考えてもいらなかったと思ってますが、人気があるが故に終わらせられなかったのでしょう。
愛など要らぬという感じですね。


10位 ONE PIECE

そして現役も入れておきましょう。
やはりONE PIECEは面白いですね。
ちょっとワノクニ編が長すぎたのと、今のベガバンク編はちょっとよく分からなかったりしますが・・・早く終わりに向かって欲しいですね。
10年後の150巻くらいで終わってくれると信じていますが笑


9位 ドラゴンボール

この漫画の魅力は、今呼んでも全然古臭くないことですね。
ホイポイカプセルという未来すぎるアイテムがあったが故に、永遠のファンタジーになっているような気もします。
あのジェットモモンガにも意義があったということですね。


8位 キャプテン翼

そしてこの漫画も推したいですが、世界で一番影響を与えているのはヘタしたらこの漫画ですね。
この漫画を読んでサッカーを始めた選手は世界中にいると考えると、貢献具合がハンパないでしょう。突っ込みどころも多いですが、魅力も多い金字塔的漫画ですね。


7位 BØY

やっぱこの漫画も外せないですね。やっぱり僕らの世代はみんな読んでました。
あの鬼頭編は要らなかったですが、それ以外はやっぱ全部面白かったですね。ミリオン編が一番人気だと思いますが、マジョガク編も、バンド編も、全部面白かったです。


6位 幽遊白書

この漫画も世代的には外せないですね。鬼流行ってました。
みんな「伊達にあの世は見てねえぜ」とかハマってましたし、みんな「アンバランスなKISSをして」歌ってましたね笑


5位 ROOKIES

改めて、本当に面白い漫画だと思います。
やっぱ1巻~7巻が本当に素晴らしい。ここだけでも教科書に載せるべきだと思っています。


4位 魁!男塾

これも本当に大好きですね。
世代的には「瑪羅門の家族(打ち切り)」だったり、「BAKUDAN(打ち切り)」あたりがダイレクトなんですが、やはりこの漫画が一番好きです。
続編は「空より高く」の男塾キャラの登場は良かったですが、暁とかは正直そんな読んでないですね。


3位 キン肉マン

僕の情緒教育はすべてこの漫画がありました。
またnoteでも改めて好きな超人ランキングでもやりたいところです。
やはり初代がブッチギリで面白いですね。続編は若干食傷気味ですが・・・


2位 SLAM DUNK

最近は映画化も注目されていますが、ここまで面白いのは凄いですね。
25年以上前に終わった映画が、ここまで着目されているのは凄いですよね。改めて人気が伺えます。
続編とかは絶対やらなくていいので、井上先生にはリアルとバガボンドをちゃんと終わらせて欲しいですね笑


1位 ろくでなしBLUES

そしてこれです。本当に大好きです。
小4の分際で、この漫画を最も面白いと思う感性を持っていた自分を大したもんだと思います。
また改めて1巻からゆっくり読みたいですね。


まとめ

他にもまだまだ紹介しきれなかった漫画は多いですね。BEST50位まで行けそうです。
「奴の名はMARIA」とか「東京犯罪物語」とか「うるとらイレブン」とかも語れますので、BEST100くらいまで行けるかもです。

そんな感じで次はマガジンと行きたい所ですが、サンデーとかチャンピオンとかその辺を攻めるのもまた一興ですね!

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