見出し画像

「デブ」と付ければバズるけど

私には、しないと決めていることがある。

それは、

自分の発信するメディアで、
「デブ」と使わないこと。


演技などで、ストーリーの都合上
発言する場合は仕方ないが、
少なくとも私の発信するメディアにおいて
「デブ」という言葉を使わないようにしている。

人それぞれなので、
使う人のことを否定も肯定もしない。
ただ、私は使わないと決めている、それだけ。

これにはもちろん、理由がある。

私の愛する皆さんには、
自身を悪く表現する言葉を聞かせたくない
からだ。

これは「ブス」にも言えることだが、
「デブ」という言葉は、
ネガティブな印象を持つ言葉
である。

かつて私も、小学生の頃に
この言葉を沢山浴びて、酷く傷ついた。

恐らく今も変わらず、
この言葉は「人を傷つける時に使う」ことが
多いと思われる。

そしてまた、自身に使う場合、
自分を貶めるための言葉であると
私は考えている。

あえて自分の位置を低くすることで
好奇の対象として興味を持ってもらうのに
得策であることも理解している。

実際、「○○kgデブが〜」という
見出しをよく見かけるし、
そのメディアが伸び、バズっているからだ。

また、一般的にネガティブなイメージを
持っているこの言葉を、
ポジティブなイメージにしたいとして
使っている方々がいることも理解している。

ただ、それは発信する側の意図にすぎず、
受け手がどう感じるかは、
何においても同じことだが、人による。


それを考えた時、
少しでもネガティブに受け止め、
辛い気持ちになったり
自分を責める人を作りたくないので、
私は使わないことを決めた。

私が自分に使うことで、
自分をバカにされる、笑い者にされることを
嫌ではあっても耐えられるが、
私を好いてくれているファンの皆さん、
友人の皆さんがそれを見て
胸を痛めるのが、私には辛い。


似たような体型の人であれば、
自分に言われているように感じる人
いるかもしれない。

私は、今の自分が好きだ。

できないことや
ダメなところもあってこその私だし、
だから個性なのだと思っている。

そして、そんな私の様子を見て、
皆さんは私を推してくれている。

それなのに、
自分に対して否定的に言ってしまったら、
私のことを好いてくれている皆さんを
否定することにもなりかねない。

(元来ネガティブな性格なので
卑屈になることはあるが、
それはまた別の話である)

この言葉がネガティブなイメージを持つ限り、
使えばバズるとしても、私は使わない。

私が発信したいのは
自分を大切に愛する気持ちであり、
同じように貴方も自分を大切にしてあげてね、
楽しく生きていいんだよ

という信条である。

ゆえに、ゆっくりでも良いから
本質の部分で共感を得て、
たくさんの人に愛される道を目指して
この選択をしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?