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”就活”って何? ―大学卒業後の仕事を決めるにあたり大切にしたいこと―

みなさんこんにちは。BORDER FREEの岡です!
僕は前回の投稿で紹介いただいた玉内さんと同じく、現在大学4年生です。1か月後の4月から社会人となります。日系の電機メーカーに入社予定なのですが、入社する企業を決めるために行ったのが就職活動、いわゆる就活です。
そこで今回は、僕が就職活動を行った上で、感じたことややっておいた方がいいことを紹介します。大学1〜3年の方はもちろんですが、中学生や高校生の方も将来こんな感じで入社する会社を決めるんだ~と知る機会になると思うので、是非最後までご覧ください!


就職活動のスケジュール

まず、就職活動の流れを簡単に説明します。下の図の左側にある「4月」は、大学3年生の4月を指しています。近年の就職活動では、大学3年の夏頃から企業が実施するインターンシップに応募・参加したのち、大学3⇒4年の春頃から本選考に応募して企業から内定を獲得する、という流れが主流になっています。

出典:マイナビ2025(https://job.mynavi.jp/conts/2025/susumekata/)

このインターンシップとは、図の赤枠に囲まれた部分を指しており、学生に1〜5日程度就業体験をしてもらう、企業主催のイベントのようなものです。複数日要するインターンシップでは、参加後に早期選考に進めるなど優遇を獲得できることが多いです。また、優遇のないインターンシップでも、興味のある企業や業界を見つける機会となります。
図の通り、近年の就活では開始から最終的に内定を獲得するまでに丸1年かかることも珍しくありません。僕自身も3年の6月から就活を開始し、4年の5月下旬に入社予定先の企業から内定を獲得しました。想像よりも長期戦であったと思っています。
ここからは、僕が考える、就活を進めるにあたりおさえておきたいポイントを3点紹介します。

ポイント①:とれる単位は大学3年の前期までにとっておく

初歩的なことに感じるかもしれませんが、個人的にとても大事なポイントです。企業は基本的に土日休みのため、インターンシップ・説明会・本選考の面接は基本的に平日にて実施されます。そのため、3年後期以降に履修する授業が多くなると、就活に参加できる時間が限られてしまいます。僕自身、3年後期にて履修している授業とインターンシップがバッティングしてしまい、苦労することがありました。インターンシップが本格にスタートする3年の夏までに可能な限り単位を獲得することが、就活を有利に進めることに繋がります。

ポイント②:想定質問に答えられるようにする

インターンシップの選考や本選考では、ES(=エントリーシート)と面接を通過することが求められます。僕の経験上、主にESや面接で訊かれることは以下3点です。

  1. 学生時代に力を入れたこと・・・いわゆる「ガクチカ」です。これは学業(ゼミ・研究)・アルバイト・サークル・部活など、自分が大学生の間に注力した事柄を説明できれば良いです。僕の場合はBORDER FREEの活動を企業に話していました。

  2. 性格面の質問・・・ESでは自己PR(=自分の長所)、面接では「○○さんは周りからどのような人だと言われる?」というような形で訊かれることが多いです。友人に自分の性格について聞いてみたり、「ガクチカ」において自分がどのような長所を発揮したか考えてみるのが良いでしょう。

  3. 志望理由・・・本選考において、企業は特に応募者の志望度をチェックしてきます。そのため、ESや面接にて説得力のある志望理由を伝えることが重要なのですが、志望理由をうまく述べることは僕自身とても苦戦していました。そんな時、よく参考にしていたのがONE CAREERという就活サイトです。このサイトでは下の写真のように、会員登録をすると過去の就活生のESや面接の体験記を閲覧することができます。困った時は既存の文章を参考にしたうえで(完全なコピぺは控えるのをおススメします)、志望理由を考えると良いでしょう。

出典:ONE CAREER(https://www.onecareer.jp/companies/75/experiences/2024/219/849726)

ポイント③:”自分が入社後に納得して働ける企業”に応募する

就活をしていると、とにかく企業から内定を獲得したい!と焦ってしまいがちですが、「内定をもらうこと」がゴールではなく、「入社後にどれだけミスマッチなく働けるか」が重要です。この”ミスマッチなく”を決める要素は、収入・福利厚生・勤務地・職種・社風…など、人それぞれあるかと思います。
僕の経験を少し紹介します。僕は入社予定先とは別に、福利厚生に比較的優れた某素材メーカーから内定をいただくことができました。しかしこの素材メーカーでは、入社後にいわゆる”僻地”にある工場にて勤務する確率が高く、水回りが共用の独身寮に住むことが予想されていました。生まれてからずっと東京に住んできた自分にとって、この勤務環境にはあまり適応できないだろうと感じてしまい、僕はこのメーカーの内定を辞退してしまいました。
内定後のミスマッチを解消するには、まず企業の説明会に参加するのがおススメです。説明会で訊きづらいことを知るには、大学のキャリアセンターを通じてOB・OG訪問するのが理想ですが、OB・OGがいないケースもあるでしょう。そこで、口コミサイト(OpenWorkやOpenMoney)を閲覧して、各企業の収入・社風・勤務環境について知るという手もあります。(もちろん信憑性がとても高いとは言えませんが…。)

OpenWorkでは、会員登録すると各企業の社員や退職者の口コミを閲覧することができる。
出典:OpenWork(https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0910000000Frj0)
OpenMoneyでは、会員登録すると各企業の回答者の年収を閲覧することができる。
出典:OpenMoney(https://openmoney.jp/corporations/9/salaries)

最後に

ここまで、僕が自身の就活を通じて感じた、大切なポイントをご紹介しました。ご覧の皆さんも、無理のない範囲で大学卒業後のキャリアを考え、納得できる決定をしていただきたいと思います。
次週は小林くんの投稿です。最近ミーティングにて会う機会が減ってしまったので、次回の投稿を楽しみにしています。これからもBORDER FREEでは様々なメンバーがnoteを更新していくので、みなさん是非ご期待ください!

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