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ベランダ菜園で育てるのは癒し

こんにちは。ぼーんぐんです。

今日サツマイモを2株植えました。「紅はるか」と言う名の品種です。

みなさんは家庭菜園なさいますか。

私は過去に何度も家庭菜園に挑戦し思い通りにはいかない苦い経験を積んできましたが、その失敗から多少の知恵も得ました。

今回は初めての芋類栽培なので、単純に秋の収穫量が楽しみなんですけど、実はそれ以上に楽しみなことがあるんです。

それは家内の事。

実は例年土いじりに全く興味を示さない家内が、珍しく今年はさつま芋の栽培を始めたのです。

家内によれば、「近いうちに世界的な食料危機がやってくるかもしれないから、家もその危機に備えないといけないの」とのことです。どこからその情報を得たのかは不明ですが、ゴールデンウィークあたりから熱心に取り組み始めました。

家内は典型的なO型主婦で、大雑把な性格から途中で投げ出す可能性もありますが、さつま芋は放置していても収穫できるそうなので、私はあまり手を出さず様子を見ることにしました。

ホームセンターでは「手軽に楽しめますよ」とプランターで育てるベランダ菜園を勧められ家内もその気になった様ですが、昨晩「生育が芳しくなくてね」と早速こぼしています。

もっとも大地の畑に植え込み伸び伸びと育つ苗のようには参りませんからプランターの生育が芳しくないのは仕方がありません。

我慢がまん。

ベランダ菜園は、場所や気候の制約があるため、土の選定や水やり、日光の確保などの管理が難しいんですよね。

それに容器や鉢底の排水、風や害虫の問題もありますから、収穫もスーパーで売ってるサイズを期待してはいけないんです。

そうでは無く、家庭菜園の魅力は例えば"新鮮な味わい"みたいなところではないかと私は思っています。

手間暇かけた分、自分で育てた野菜の味は格別。家庭菜園で育てた野菜は、新鮮で風味豊かな味わいが楽しめますからね。

それに育てる過程で成長を感じることができるのも魅力です。さらに土を触ることで得るリラックス効果や、自然と触れ合うことで心が落ち着く癒しなんかが魅力と言えると思うんです。

家内のキッカケは"食糧危機に備える"と大きく振りかぶりはしましたが、どうか家内には収穫期までチャレンジして欲しいと思います。

家内に遅れること2週間。私も冒頭で触れた「紅はるか」2株をプランターに植えてみました。

家内への応援が半分。収穫期の喜びを共に味わいたい思いが半分です。

今日から我が家のベランダには、家内の大きめのプランターと、それより一回り小さい私のプランターが並んでいます。

きっと収穫期にはスーパーには並ばない規格外品のさつま芋を掘り起こすことになり、互いの出来栄えを見て大いに笑い合うことでしょう。

その頃には春に社会人として上京した娘への寂しさも癒えていればと願っています。

#いま始めたいこと

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